GF出資馬の近況 2022/4/1

1.アレグロモデラート

左後肢にフレグモーネを発症してしまい、ミモザ賞を回避するに至ったアレグロモデラートですが、現状で期待通りの回復が出来ていない状況です。オークスから逆算して、投薬量を調整して来たところ、血液検査の数値は正常値近くに戻ったものの、「痛み」の方が再発してしまったとのこと。ここで無理をして走りに影響が出てしまうのは本末転倒であり、ここは清く春のクラッシックは諦めて、完治を優先させることになりそうです。夏競馬から使うのかは分かりませんが、秋のクラッシックに再挑戦が出来れば嬉しいです。

2.スズナミ

前走後、山元TCにてリフレッシュが図られましたが、4/1、早々に美浦に帰厩しています。約1ヶ月の短期放牧になりましたが、未勝利馬としては「本格的な休養は1つ勝ってから」で止む無しでしょう。むしろ、「短い節を空けるだけで出走の目途の立つ」中~長距離路線を走れることのメリットを感じるところです。目標レースは、中山最終週の芝2200か、東京開幕週の2400を予定する模様ですが、2200と2400ですと2400の方が圧倒的に面子が手薄になる印象の上に、意外と末脚のキレる本馬としては、直線が短い上に坂の有る中山よりも、末脚を生かし切れる東京で見たい気がします。

3.ヴァロンダンス

前走で権利を確保することが出来ず、ノーザンF天栄に移動して放牧が続けられています。芝のマイル路線で出走するためには相応の節を空ける必要があり、次走は6月まで待たなければならないかもしれません。そう言う意味で、最悪でも次走の掲示板は必須条件であり、中途半端な仕上げで出て来るワケには行きません。初戦から勝利を狙えるレベルでの調整をお願いしたいと思います。

4.ダイヤモンドフジ

デビュー戦で2着に入り、勝ち上がりも時間の問題と思われた本馬ですが、気性難と蹄の熱感から、半年を超える長期休養になってしまいました。現在、蹄の状態は改善した模様ですが、乗り込みが出来て来なかったことで、未だに仕上げ直しの途上にあります。未だに帰厩の話が出て来ないことも含めて、本馬も復帰戦から勝ち負けを狙う仕上げが必要になると思います。ここまで節が空いた結果として番組選択だけは自由に出来ますから、ここは5/21の新潟1000直を狙っても面白い気がします。

5.ローズボウル

山元TCにてリフレッシュ中です。既に騎乗運動を再開しており、現在のメニューは周回コース3000Mと坂路1本17秒になります。まだ軽目の内容に留められており、精神面を含めて疲労が抜けたところでペースアップを図るとのこと。現在の馬体重は520Kgまで増加しています。次走の予定は現時点で明らかにされていません。

6.ルヴァンヴェール

3/23、ケイツーSに放牧に出ています。先ずは疲労回復を目的に、ショックウェーブ治療が行われました。現在の運動メニューは周回3000Mと坂路1本18秒ペースです。まだ軽目のメニューですが、次走目標を新潟とすることが示されており、そこに向けてピッチを上げて行く予定。現在の馬体重は500Kg台を回復しています。

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