10/15秋華賞:グランベルナデットは5枠10番

10/15、京都11R・秋華賞(G1・芝2000)に愛馬グランベルナデットが出走します。クラッシック第2戦オークスの出走権を確保しながら、腸炎の発症に因り止む無くこれを回避したグランベルナデットですが、仕切り直して最後の一冠に挑戦します。

..とは言え、前哨戦の紫苑Sで1人気に推されながら10着に大敗したワケですから、今走は特に注目される存在にはなっていません。見方を変えれば、怪物相手に鈴を付けに行く役目を負う責任もなく、「自分の競馬に徹することが出来る」ことになります。

そう言う意味でも、前走の敗因の分析は重要ですが、陣営はハイペースの展開に対して先行したことと、外々を回る競馬をしたことを上げています。これらの分析は間違いないと思いますが、問題は本馬より前で競馬をしたヒップホップソウルが2着に残している事実です。紫苑Sについては明らかにヒップホップソウルに対して遅れており、横綱相撲で勝てるまでの能力はグランベルナデットには無かったことになります。

只、エクスキューズを求めるとすれば、長期の休み明けであったことと、メイチの仕上げでは無かった事実は上げることが出来るでしょう。この2点について、今回は言い訳の出来ない状況ですから、グランベルナデットの全能力を発揮して、強敵相手に何処までの競馬が出来るのか、見せて欲しいと思います。

一応、展開的を予想すると、大竹師からは「無理に先行せずに流れに任せる」旨のコメントが出ていることから、前走の様なハイペースに対して無理に勝ちに行く競馬をすることは無いと思われます。即ち、ハイペースの展開になれば、中段でロスなく回って脚を溜める作戦でしょう。
一方で、今走は逃げ馬不在の状況から、恐らくはハイペースにはならないと思います。先行力で考えればグランベルナデットは上位の一角なので、無理に抑えて長所を消してしまうよりも、出なりで先行出来るならば、そのままポジションを取った方が良いと思います。

グランベルナデットのストロングポイントを先行力と持久力と考えるならば、流れに任せて無理なく先行が出来て、早めの仕掛けから雪崩れ込む競馬が理想形です。もっとも、そんな美味しい展開は早々巡って来ないワケですが、少なくとも「無理にポジションを取りに行かず、早目に仕掛ける」が陣営の考える作戦だと想像します。

個人的に、出資馬がクラッシックに出走するのは今回が初めてです。結果に関わらず、納得の行く競馬を見せて貰えればと思っています。

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