恐らく今週末から来週にかけて、グリーンファームの今年の募集馬も発表されるものと想定されるところで、昨年に続いて今年も募集馬の予想をやってみたいと思います。(昨年の予想はこちら)
ここで、今年の予想は昨年とは少し変えて、予想頭数を10頭に絞り、その代わりに的中率を極めたいと思います。具体的に「7頭以上的中すれば成功、6頭以下ならば失敗」と、ルールを定めることにします。
さらに、昨年は予想用の評価関数を考案して、その評価値に従って募集予想馬としたのですが、今回は評価関数はあくまでも足切りに使用するに留めて、最後の取捨選択は人間系の独断で行います。なお、昨年の結果をフィードバックして、評価関数のウェイト値は以下の通り変更しました。
1.母馬がグリーンファーム所属馬であった場合:+4→+6
3.兄姉がグリーンファーム所属馬である場合:1頭につき+1→+2
6.新種牡馬産駒:+2→+1
7.社台系生産馬で非社台系種牡馬:+3→+2
8.非社台系牧場生産馬:+2→+4
11.その他、セールで高値で売り難い仔馬:+4→+2
(変更部分のみ抜粋)
以下、修正版の評価関数で求めた評価点の順に今年の募集候補馬をリストアップします。なお、★マークは「2019年グリーンFから募集して欲しい仔馬」のシリーズで採り上げた仔馬を示しています。
馬名 | 父名 | 生産 | 評価点 | |
★ | クィーンスプマンテの2018 | ジャスタウェイ | 社台 | 24 |
アースサウンドの2018 | ドゥラメンテ | ハシモト | 19 | |
スーパールミナルの2018 | ハービンジャー | 那須野 | 18 | |
★ | アースグリーンの2018 | オルフェーヴル | 那須野 | 16 |
ヴァニラシャンティの2018 | メイショウサムソン | ハシモト | 16 | |
バウンシーチューンの2018 | スクリーンヒーロー | 社台 | 16 | |
ジャドールの2018 | ダノンレジェンド | 社台 | 15 | |
シュテルンターラーの2018 | ノヴェリスト | 社台 | 14 | |
マウントフジの2018 | リアルインパクト | 那須野 | 14 | |
★ | ネーラペルレの2018 | ネオユニヴァース | 前田 | 14 |
ウイングドウィールの2018 | スクリーンヒーロー | 社台 | 14 | |
★ | トゥルーストーリーの2018 | ハービンジャー | 前田 | 14 |
デザートオブムーンの2018 | パイロ | 社台 | 14 | |
バルドウィナの2018 | ヴィクトワールピサ | 社台 | 14 | |
ラカの2018 | ストロングリターン | 社台 | 12 | |
★ | モンシュシュの2018 | ロードカナロア | 社台 | 12 |
トゥルヴァーユの2018 | ノヴェリスト | 那須野 | 12 | |
クーデンビーチの2018 | ヴィクトワールピサ | 社台 | 12 | |
ライラッククイーンの2018 | ダノンシャンティ | 社台 | 12 | |
リングレットの2018 | ローズキングダム | ノーザン | 12 | |
アルウェンの2018 | カレンブラックヒル | ノーザン | 10 | |
シルヴァーグレイスの2018 | ストロングリターン | 社台 | 10 | |
★ | ツルマルオトメの2018 | リオンディーズ | 那須野 | 9 |
シーザシーの2018 | カレンブラックヒル | ノーザン | 8 | |
ムニラーの2018 | スクリーンヒーロー | 社台 | 8 | |
★ | エイシンバンバの2018 | ディープブリランテ | 那須野 | 8 |
アドマイヤヒラリーの2018 | ミッキーアイル | ノーザン | 7 | |
★ | ファビュラスセンスの2018 | ロードカナロア | 社台 | 6 |
マルカアイチャンの2018 | スクリーンヒーロー | 社台 | 6 | |
チャイナドールの2018 | ノヴェリスト | ノーザン | 2 |
ここで、足切りラインを14ポイントに設定すると水色の14頭に絞られますので、ここからは人間判断で4頭を切って10頭に絞り込んで行くことにします。そこで、判断の基準とするのが生産牧場です。ハシモト、前田の両ファームについては、過去複数頭が募集された記憶がありませんので、今年も1頭に絞ります。
まず、ハシモトファームの生産馬については、「アースサウンドの2018」と「ヴァニラシャンティの2018」の2頭が候補ですが、ここは兄姉の数からみて「アースサウンドの18」の方を圧倒的に優位と見ます。
つぎに前田ファームですが、こちらは「ネーラペルレの2018」と「トゥルーストーリーの2018」が候補になります。共に募集期待馬にリストアップしていますので、何れも切るには惜しいのですが、今年はデフィニットの産駒がいないことから、代わりに「トゥルーストーリーの2018」が募集に掛かる可能性が高いとみます。
那須野牧場の候補馬は3頭なので丁度良いと考えて、あとは社台ファーム生産馬から2頭を切ることにします。そうなると筆頭候補は「バルドウィナの2018」でしょう。流石にこの血統が2年続けてグリーンファームから募集されるとは考え難いものがあります。
そして最後に切る1頭は、評価点14の「シュテルンターラーの2018」,「ウィングドウィールの2018」,「デザートオブムーンの2018」の3頭の中から「シュテルンターラーの2018」を落とします。何れも母馬がグリーンファーム所属馬ですが、ここはまだ産駒が募集されていない2頭を残すことにします。
以上、改めて2019年度のグリーンファーム募集予想馬は自信のある順に次の10頭とします。
1.クィーンスプマンテの2018
2.アースサウンドの2018
3.スーパールミナルの2018
4.アースグリーンの2018
5.バウンシーチューンの2018
6.ジャドールの2018
7.マウントフジの2018
8.ウイングドウィールの2018
9.トゥルーストーリーの2018
10.デザートオブムーンの2018
ざっと俯瞰して眺めた感じでは、如何にも募集に掛かりそうな仔馬が並んだ様な気がします。