YGG出資馬の近況 2023/11/1

YGG出資馬の近況 2023/11/1:ドライスタウト、レーヌドゥール、リリーズブルーム、リナリア、クリスタライズ


1.ドライスタウト

武蔵野Sへの出走に向けて、栗東TCにて調整が続けられています。11/1、栗CWで1週前追い切りを実施して、67.1-53.2-38.1-12.0(位置8,強めに追う)を計時しています。牧浦師からは「予定通り1週前追い切りを終えられましたので、来週は坂路で55秒くらいで追い切って競馬に向かえたらと思っています。」とのコメントが出されており、順調に調整が進んでいる模様です。この感触であれば、直前追い切りは軽めになると思いますが、感触を確かめるために本番で手綱を取る横山武士Jが騎乗されると思います。

2.レーヌドゥール

きおりSにて放牧が続けられています。ここに来て馬体の回復が急速に進んでおり、馬体重は502kgまで増加しています。同時に坂路で15秒ペースの強目も開始されていることから、程なく笠松に入厩することが出来るものと思います。

また同時に最新の駐立写真も公開されましたが、502kgの体重にしては馬体は細目に見えてしまいます。これはフレーム自体が相当大きいことを示唆しており、自分の出資馬の中ではミスティックロアと同じイメージを受けます。恐らくは、この馬体でも走力は示せると思いますが、さらに50kg馬体の厚みを増すことが出来れば、相当なレベルに進めるものと期待しています。

3.リリーズブルーム

10/29、京都1R・未勝利(ダート1400牝)に出走。ダート替わりが功を奏し、4着と前進を見せてくれました。レース後も脚元に問題は無く、権利のある内に続戦する方針が示されています。牧浦師のコメントに依れば「来週1400ダート牝馬がありますが、中1週になるので、もう少し状態を見てから決めたいと思います。距離は現状は1400mくらいまでかなと思います。」とのこと。

一方で、厩務員の方からは帰りの馬運車でテンションが相当上がったとのコメントがありました。新馬戦の輸送時も馬運車で暴れた経緯がありましたので、急なテンションアップが本馬の懸念材料になりそうです。

4.リナリア

デビュー戦に向けて、美浦TCにて調整が続けられています。11/1には坂路で時計を出した後、芝コースで追い切りが行われました。一般的では無い追い切りパターンではありますが、この辺りが伊坂厩舎の工夫でもあり特徴と言うことが出来そうです。伊坂師のコメントに依れば「芝、ダートって言うよりも実戦に近い状況で追い切って、騎乗者は最後グンと沈んで動くようなアクションが見られたと言っていました。実戦みたいな感じで色々と良い調教になったんじゃないかなと思います。」とのこと。

一方で、トモに弱い所のあることから、デビュー戦はダートで降ろすことになりそうです。また、距離は先々は伸ばすことを考えながら、最初は1400で使うとのこと。具体的には11/25の東京・ダート1400がデビュー目標になります。何れにしても、入厩からデビューまでかなりの期間を設けて仕上げてくれる手厚さには本当に感謝をしています。

5.クリスタライズ

10/26、笠松9R・星月夜特別(ダート1400)に出走し、新馬戦以来の勝利を飾ることが出来ました。レース後も脚元に問題は出ていません。今後の予定は年末のライデンリーダー記念を大目標にして、ステップレースとしてジュニアキング(ダート1600)を使い、その前に条件戦を1つ挟むことになりそうです。

後藤師のコメントに依れば「前走はすごく上手く行った感はありますけど時計は優秀でしたもんね。ただ、他陣営もこの馬の事を知ってしまっているので、無理に競りかけられる可能性もありますし、逃げる形がベストだとしても、テンに無理に出して行くとどうかなという所もありますよね。」とのこと。ハイペースになった時に、如何に折り合いを付けられるのかが、今後の課題として認識されています。

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