6/29福島2R:アルジェンタータは捲るも届かずの3着

6/29、福島2R・未勝利(ダート1700牝)に出走し、善戦及ばず3着となりました。

休み明けを-6Kgのマイナス体重418Kgで出て来ましたが、パドックで見せる姿は張りがあって、出走馬の中では間違いなく上位の出来に見えました。問題のスタートは遅れずに出ることが出来たのですが、ここで馬が怯んだのか両サイドの馬を先に行かせ、結局、何時もの様に最後方からの競馬になってしまいました。レースはこのまま12位のポジションで進みましたが、一方でレースペースは上位人気馬が先行してやりあったことで、ハイペースの展開となりました。

アルジェンタータは3角入り口から捲りを開始し、4角出口では8位まで進出。上り最速の38.2秒の脚で追い上げたものの、2列目から抜け出した2頭を捕らえることが出来ず、3着となりました。

このレースの1つのポイントはレースペースが流れたことであり、先行した人気馬は直線で脚が止まってしまい、2列目で脚を溜めて来た人気薄の2頭に差される結果になりました。
一方で、アルジェンタータは追い上げたものの、2列目から抜け出した2頭には及びませんでした。即ち、展開的には向いたのですが、明らかに位置が後ろ過ぎたと言う状況であり、基本は2走前と同じと言うことが出来ます。何とかして行き脚の無さを解決して中段からの競馬が出来る様にならないと、今後の展望も持ち難い様に感じます。只、これは言い換えれば、序盤を少し改善出来れば十分に勝機はあると言うことでもあり、ブリンカーを試すなどの工夫の余地がある様に思います。

そして、もう一つ気になったのが4角の出口とラストの直線で内側に刺さった様に見えた部分です。まだパトロールビデオを見ていないので詳細は不明なのですが、2回ほど2着馬に進路を妨げられ、スピードを落としている様に見えるシーンがありました。2着馬がフラフラしていた可能性もありますし、アルジェンタータ自身が内に刺さった可能性も否定できません。只、戸崎騎手は左鞭を使っており、修正するような動作は見えませんでした。もし、これが純粋に先行馬の斜行による不利であったのなら、少なくとも2着馬には先着出来ていた筈であり、勝ち馬との差も遥かに小さかったと考えることが出来ます。

今のところ、次走についての情報は出ていませんが、作戦的に捲り差しを選択する以上は福島でもう1走するのが理想です。中2週の7/20に同番組が予定されており、幸い権利も確保出来たことから、脚元に問題の無い限りはここを狙ってくるものと思います。7/20は重賞も予定されておらず、権利を持っていることで鞍上の確保も容易になる筈ですから、ここはぜひ戸崎騎手に継続騎乗をお願いしたいところです。

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