DMM出資馬の近況 2023/10/4:グランベルナデット、グランデスフィーダ、ミスティックロア、シンハナーダ
1.グランベルナデット
美浦TCに在厩のまま調整が続けられています。10/1、予定通り秋華賞への特別登録が実施されました。収得賞金から本馬の除外の可能性はありません。明日、1週前追い切りが実施される予定です。
2.グランデスフィーダ
9/30、阪神12R・1勝クラス(ダート1400)に出走。4角出口の手応えを見た時は勝利を確信したのですが、ラスト1Fで伸びきれず、後続に差されて4着でした。只、Target-JV補正タイムでは「100」が出ていますので、時計的には勝利に値する内容であったことが判ります。今回は「ちょっとツキが無かった」と考えるのが正解の様です。
レース後は脚元に問題はなく、馬体が極端に減ることもないことから、続戦の方針が決まる模様です。
3.ミスティックロア
チャンピオンヒルズにて放牧中です。この中間で左前の蹄に挫石を負い、歩様にも出てしまったことから乗り運動が休止されました。只、幸いにも挫石のみで済んだことから、蹄鉄を3/4にして患部に圧が掛からなくしたことで、歩様の改善は速いとのこと。今週末には乗り運動が再開できるかもしれません。
一方、現在の馬体重は531kgありますが、動画では寧ろ細化して見えてしまいます。「馬格に見合う中身が伴えば550kgを超えて来る馬」と考えれば、まだまだベストな状態で競馬をしていないと言うことになりそうです。
4.シンハナーダ
ノーザンファーム天栄にて放牧を続けています。骨瘤の治療のため、長らく乗り運動が行われていませんでしたが、この中間からは周回コースでキャンターと、坂路15-15が行われています。早々に坂路が15秒ペースまで上げられたことには、ちょっと驚きました。これならば、復帰までに要する時間は然して掛からないかもしれません。
一方で、牧場スタッフのコメントに依れば「まだ少し緩さがあり、手前を替えるのも苦労します。右前をかなり回して走るため、バランスを整えてから坂路の直線で右手前に替えましたが、それでもかなり走りがずれました。」とのこと。
そう言われて動画を見ると、確かに右前を外孤する様な走りになっており、走りのバランスは焦らずに今の内に矯正して欲しいと思います。