9/3小倉7R:ダイヤモンドフジは内容に前進あるも4着

9/3、小倉7R・1勝クラス(芝1200)に愛馬ダイヤモンドフジが出走しました。明らかにメンバレベルに恵まれたレースであり、ここは勝ち上がりが期待されるところでしたが、結果は4着に留まりました。

馬体重は増減無しの438kg。気性面での懸念が指摘される本馬ですが、この日も全く不安な気配を見せることはなく、ゲートインもスムーズに行い、発馬も一線のスタートを決めることが出来ました。さらに鞍上が促すと二の脚がついて、外側3番手のポジションを確保します。この辺り、現級では充分スピードの足りることを示していたと思います。

3角に侵入する前に捲って来た馬に外側を押さえられる形になりましたが、これもスピードを上げて振り切ることが出来ました。囲まれると弱さを見せた本馬としては、成長の感じられたところであり、初着用のブリンカーの効果であったかもしれません。只、ここで脚を使ったことが後々に響いた可能性も否定はできません。

3角~4角を3番手で回り、直線では外に持ち出して前を捉えに掛かります。この瞬間は「勝ったか!」と思ったのですが、改めてリプレイを見ると、逆にここが本レースのポイントだったかもしれません。鞍上は左鞭を入れて内に併せに行っているのですが、この週の小倉の荒れた芝は明らかな外差し有利な馬場状態であり、それはここまでのレースでも明らかでした。

それならば内に併せに行くのではなく、より伸びる外目に出す方が正解だった気がします。実際、外に出して行く進路はありましたから、そこを使っていれば、外から差して来る馬も封じることが出来た様に思われます。

一方で、鞍上の国分恭介Jのコメントによると、「前に目標になる馬がいなくなると、スピードが鈍る問題がある」とのことで、実際、この日のレースは前走よりもペースが遅いにも関わらず、上りの時計が落ちています。もし前走と同じ上りが使えていれば勝ち切れたレースでもあったワケで、ここは今後の改善ポイントになりそうです。

宮本師からは「良い位置で流れに乗り、直線に向かうときには手応えも良かったので、一瞬勝てるかと思いましたが、大外からの馬に最後で交わされてしまいました。」のコメントが出されており、次走についてはレース後の状態を見て判断をするとのこと。

優先権が取れていますので、続戦したいところではありますが、何故か関西ブロックには芝の短距離に適当なレースがありません。7/17の阪神・芝1200または7/24の阪神・芝1400が候補ですが、1400では少し長い印象ですし、中1週で1200に向かうのも休養期間が十分と言えません。レース日程が合わないのであれば、ここでリフレッシュを挟んでおくことも、一つの選択肢になりそうです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする