DMM出資馬の近況 2023/9/6

DMM出資馬の近況 2023/9/6:グランベルナデット、グランデスフィーダ、ミスティックロア、スマイルコレクター、シンハナーダ、ファイナルドリーム2022、ウァラネージュ2022


1.グランベルナデット

9/9の紫苑Sへの出走を目標に、美浦TCにて調整を続けています。9/6、美南Wで最終追切を実施して、84.3-67.5-51.0-36.2-23.0-11.3(位置4,馬なり)を計時しています。単走で行われて、入りのラップこそ緩目でしたが、ラスト3Fは馬なりのまま好時計を叩き出しています。この辺りについて大竹師からは「昨日の時点で体重が513kgあり、ひと絞りしようということで、タイムは速くなる分にはいいという指示だったのですが、その通りのいい時計だったと思います。」とのコメントがされています。

意図的に時計を出したとのことですが、これだけの好時計が出せる時点で状態の良いことに間違いはありません。大竹師からは秋華賞まで見越して状態を高評価するコメントがされていますが、先ずは目の前にある紫苑Sに万全で臨めると考えて良さそうです。

2.グランデスフィーダ

チャンピオンヒルズにて短期放牧されていましたが、9/5、およそ2週間で栗東TCに帰厩しています。池江師のコメントに依れば「非常にタフになっていますし、レースを使う度に良くなっていますので、レースを使っていきたいと考え本日厩舎に戻しました。」とのこと。この「使いながら育てて行く」と言うスタンスは、出資者としては大変ありがたいところです。

放牧期間が短いことから、馬体は然して緩んでいない筈ですので、早々にレースに使うものと思います。恐らくは9/30の阪神・1勝クラス(ダート1400)が本線になるものと思います。

3.ミスティックロア

チャンピオンヒルズにて放牧中です。この中間は完全休養して来たことから、心体共にオフになっているとのこと。前走時の高いテンションは完全に収まっている模様で、来週からは運動が再開される予定です。また、動画に残された会話からは年内はあと1走が予定されていることが伺われます。

4.シンハナーダ

ノーザンF天栄にて放牧中です。骨瘤が良化せず、治療に時間を要して来た本馬ですが、ステロイドを直接患部に注射する治療が功を奏し、漸く骨瘤が固まるに至りました。触診しても痛みは無く、歩様の違和感もなくなっているとのこと。牧場スタッフのコメントに依れば「現在はトレッドミルでキャンター(駈歩)まで行えるようになっているので、少しずつ進めていけそうな雰囲気です。馬体はこの休みでかなり大きくなったので、成長する時間を作れたと前向きに考えて進めていけたらと思います。」とのこと。

5.スマイルコレクター

山元TCにてデビューに向けての調整が続けられています。銜受に苦心して来た本馬ですが、陣営の工夫によって問題も解消しつつあるようです。周回コースでは頭の高い課題が残っていますが、落ち着いて周回できることは間違いなく進歩しているところです。厩舎長からは「良くなっていると思いますし、乗りづらい部分も少しずつ解消されています。」のコメントがされています。

また、デビュー戦についても秋の東京開催を目指す方針が示されています。今週~来週に掛けて走り方を整えた上で、来週末の追い切りの動きを見て、具体的な時期が検討される予定です。

6.ファイナルドリーム2022

9/6、辻牧場から育成先のファンタストクラブ・木村牧場に移動しています。馬運車には素直に載った模様ですが、到着後の体重計に乗るのを渋って手間を掛けさせたとのこと。半兄と同様、気性面の煩さはありそうですが、それが良い方向に出ることを期待しています。

7.ウァラネージュ2022

9/6、辻牧場から育成先のファンタストクラブ・木村牧場に移動しています。本馬は馬運車に乗るのを嫌がって手間を掛けさせたとのことで、やはり気性的には煩い所がありそうです。この疳性が競争心に繋がることを期待しています。

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