プラモ制作:重兵装型女子高生・壱

久しぶりのプラモデル制作記です。今回作成したキットはMax Factoryより販売された「重兵装型女子高生・壱」です。一応、「重兵装型女子高生」がシリーズ名でモデル名が「壱」になります。完成品フィギュアとしてはシリーズ展開されている「重兵装型女子高生」ですが、プラモデルとしては初めての製品化です。

モチーフは「重武装+女子高生」で、この「壱」では長短刀を装備しています。この女子高生と刀と言うのは、会田誠画伯が「切腹女子高生」で描いた鉄板の組み合わせであり、ある種の人気モチーフと言えるものです。

今回、Max Factory製のプラモデルを初めて制作したのですが、コトブキヤの美少女プラモデルと比較すると部品点数が少なくて、組み立てが楽でした。細かいパーツの組み立ては、老眼には苦行でしかないので、この組み立て性は嬉しいところです。但し、その分だけパーツ分割が単純化されており、色分けが甘くなります。

先ずは素組の状態です。成型色のままでも一定の「色分け」はされていますが、(写真では隠れている部分で)左脚のベルトが肌色のままにされており、基本的には塗装が前提と言う気がします。

そこで今回はイメージを大きく変えた塗り替えを実施することにしました。まず、セーラー服を白にグレーを合わせた夏服風に変更します。

唯一、襟部分のグレーのパーツのみ成型色のまま、艶消しクリアを吹いて使用していますが、その他は全て塗り替えています。髪型パーツはロングヘアーとポニーテールが付属しており、上の写真は(HighSchool DxDのリアス先輩をイメージした)赤髪を採用しています。
ここで、髪の毛の赤色と制服とソックスの白色部にはグラデーション塗装を実施。肌色部分にはウェザリングマスターを用いて簡易的なグラデーションを施しています。

上の写真は頭部のみポニーテールに交換したもの。こちらは(朱乃先輩をイメージした)黒髪ポニテールを採用。頭部を換えただけですが、雰囲気が随分と変わります。

こちらは後ろ姿。思いっきりパンツが見えちゃいます。なお、本来ならば両ブーツにクナイが装備されるのですが、塗装のやり直しの際に溶かしてしまったため、無しにしてしまいました。(冒頭の素組の写真には写っています。)

ちなみに、赤髪ロングの塗装にはラスキウスアウラの緋色を、黒髪ポニテの塗装には同じく濡烏を使用しています。「アニメやゲームなどでよく見られ、これまで調色では再現が難しかった色」を実現する塗料ですが、一発でそれ風の色が決まって期待以上でした。

個人的には、これまで作った美少女プラモデルの中で、1番の出来になったと思っています。

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