DMM出資馬の近況 2023/3/10

DMM出資馬の近況 2023/3/10:グランベルナデット、グランデスフィーダ、ミスティックロア、シンハナーダ、スマイルコレクター、ウアラネージュ2022


1.グランベルナデット

忘れな草賞への出走に向けて、山元TCにて調整が続けられています。競馬に行くとテンションの上がる本馬ですが、厩舎での映像では大変落ち着いていてオンオフがしっかりと身に着いているとのこと。ある意味で、走る馬の重要な要素であると思います。

現状でもまだ緩さの残る馬体とのことですが、その中でもこれだけの走りが出来るワケですから、完成した時の姿は期待よりありません。忘れな草賞に向けての問題は、阪神への移動を無事にこなせるかに掛かってきそうです。

2.グランデスフィーダ

チャンピオンヒルズにて放牧中です。競馬に行って結果が出せず戻されてきた状況ですが、既に乗り運動を再開しており、ピリッとしたところもなく牧場スタッフのコメントは好評価です。「毛艶が良く、馬体も成長して戻って来た。」とのことで、少し疲れを取ればまた使って行くことが出来そうです。

現在進行形で成長を続けており、競馬を使いながら良化を待ちたいと思います。既に勝ち上がっていることもあり、急な結果を求めずに、走りを磨いて行けば自然と結果は出て来ると思います。

3.ミスティックロア

前走で大きく出遅れたにも関わらず、凄い脚でタイム差なしの2着まで追い上げて見せた本馬ですが、川田Jを配しての続戦が決定しています。今週は水曜追いの時計が出てこなかったことで心配をしましたが、これは高いテンションを考慮して、他馬の多い時間帯を避けたとのこと。どうも、他の馬を見ると「走りたい」の意識が前面に出てしまう様です。

3/10、他馬の少ない金曜日に栗CWで坂井瑠星Jを背に追い切りを行い、81.0 66.3 52.3 37.8 11.7(位置7,末強めに追う)を計時しています。前走後、間の無い追い切りにも関わらず、なかなかの好時計が出ています。本馬に対する坂井Jの評価も高く、「フットワークが良くこれは間違いなく走ると感じました。レースでも乗ってみたいと思いました。」の旨の嬉しいコメントが出されています。

体が細く見えるのは相変わらずですが、その割に馬体重もあって時計も出ますから、これが本馬の平常なんだと思います。陣営からは「ゲートさえ普通に出てくれたら勝てると思います。」のコメントが出ており、正にその通りだと思います。早い反応は要りません。普通にさえ出てくれれば十分です。

4.シンハナーダ

ノーザンF早来にて育成中です。相変わらずテンションが高く、厩舎との往復で無駄な動きが多いとのことですが、坂路では16-15位の時計で乗れています。動画をみると首を上手く使って走れており、走りの雰囲気はなかなか良好に思います。

兎にも角にも課題はテンションであり、馬体がが寂しくなってしまうところが問題ですが、調教は動けていることと、何れにしても「移動のテンションの問題は変わらない」と想定されることから、「いっそのこと早い時期に本州に移動してしまう」ことも検討されているようです。

5.スマイルコレクター

社台Fにて育成中です。シンハナーダ以上に気性に難の有る本仔ですが、厩舎長の方が付きっ切りで指導してくれているお陰で、「かなり常識的な走りになってきている。」とのこと。映像で見ても、厩舎から出た馬場に向かう間では走りたくて飛び跳ねていましたが、坂路は集中して走れている様に見えました。まだ首が高いフォームには見えますが、それでも首の上下運動は出来るようになっています。

斎藤師も視察されており、「これくらいの方が走った時にとんでもなく走りそう」との、ポジティブシンキングなコメントが出されています。

6.ウアラネージュ2022

辻牧場にて育成中が続けられています。「しばしば悪さをしますが、扱いの難しいレベルではなく、元気が良いと考えています」とのこと。白毛馬だけに、他馬との関係性に配慮をされて来ましたが、仲間外れにされることもなく周りになじんでいるとのこと。「この時期に十分な野外放牧が出来るか否かで基礎体力に違いが出る」との話も聞きますので、過度に過保護にすることなく、しっかりと運動をさせて欲しいと思います。

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