1/15中山8R:ローズボウルは5枠9番

1/15、中山8R・2勝クラス(ダート1800)に愛馬ローズボウルが出走します。前走で起死回生の変わり身を見せてくれたローズボウルですが、年始の変則開催もあって、まさかの連闘で出走して来ます。

先ず、前走の変わり身となった要因を考えると、以下のポイントが候補となります。

・1800Mへの距離短縮
・中山コースへの適性
・厳冬期の重たいダート
・初のブリンカー着用
・控える競馬への転換

前走は陣営としてテコ入れを図ったレースでもあり、多岐に渡る条件変更が行われたことから、この何れが効果的であったのか、ぶっちゃけ判らない状況です。そんな考えもあってなのか、林師にしては珍しく、連闘で同条件を使ってくる選択がなされました。

「出来るだけ好走した前走と同じ条件を揃える」と言う意味で、難しかったのは3項目の「重たいダート」でしたが、幸い土曜日の雨は然したる雨量にはならず、10RのアレキサンドライトS(3勝クラス)は、1/5の招福S(3勝クラス)の時計と大差の無い時計で決着しています。従って、今回も前走と同様の重たい馬場になると考えて良いでしょう。

そうなると、残る注目ポイントは5項目の「控える競馬」の選択です。前走は1番枠を引いたことから、止む無く最後方まで下げた面がありますが、9番枠の今回はそこまで下げる必要は必ずしもありません。この辺り、陣営は鞍上の判断に任すものと予想しますが、石川J→戸崎Jへの乗り替わりを含めて、展開の予想は極めて困難です。

只、前走は速いペースによる前崩れに助けられたことは事実であり、中山・ダート1800が先行有利なコースであることに変わりはありません。そう言う意味で、脚を貯める競馬を前提に、出来るだけ中段からの競馬を目指す様な気がします。ポジション取りはペースに応じた判断が重要ですが、ここは戸崎Jの経験に任せるよりありません。

なお、連闘策に関しては、前走がラスト3Fしか競馬をしていないこと、休み明けのレースであったこと、連闘とは言え10日のインターバルがあること、そして何より慎重な林師が決断したこと、等々から特に心配はしていません。むしろ休み明けを1つ叩いたことで、より動ける状態で出走して貰えることを期待しています。

兎にも角にも、自分がこのレースに期待することは、「前走の3着がフロックでは無いことが示されること」です。2勝クラスで確実に掲示板を確保することが出来るならば、本馬はまだ5歳ですからダート馬として焦る必要はありません。じっくり構えて欲しいと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする