DMM出資馬の近況 2022/12/29

DMM出資馬の近況 2022/12/29:グランベルナデット、ミスティックロア、シンハディーパの21、コレクターアイテムの21、ウアラネージュの22


1.グランベルナデット

山元TCにて放牧中です。現在は乗り出しを開始しており、坂路を馬なりで登っています。状態に問題が無ければ2月に競馬を使う予定とのことで、鞍上には松山Jを予定しているとのこと。問題の目標レースは具体的に示されていませんが、「オークスを本線としながらも桜花賞の可能性も捨てていない」旨のコメントもあり、その場合はクイーンカップ(G3)が有力目標になりそうです。なお、レース後の脚元についてはレントゲン撮影を行って、特に問題となる所見は無かったとのこと。

2.ミスティックロア

引き続き、チャンピオンヒルズにて育成が続けられています。厩舎長のコメントによれば、トモの筋肉がかなり付いて、動きが良くなっているとのことで、年明けにも厩舎にゴーサインが出される模様です。問題は矢作厩舎の馬房の状況ですが、可能な限り新馬戦に出走できるローテーションを目指して欲しいと思います。

3.シンハディーパの21

ノーザンF空港にて育成中です。兎にも角にも問題は気性面で、徐々に落ち着いては来ているものの、未だにテンションが上がって手の付けられない時があるとのこと。こうなると、少しづつ新しいことに慣らすよりありませんので、気性が爆発しない程度に運動を抑えることも止む無しです。坂路の動画を見ても能力は感じますので、当面はスピード調教は諦めて、基礎運動からの地力強化を図りつつ、気性面の成長を待つより無さそうです。

こういう気性の仔なので、競馬に臨むところまで進められれば、高い競争能力を発揮する可能性も高いのですが、問題はそこまで進められるのか否かでしょう。

4.コレクターアイテムの21

シンハディーパの21に負けず劣らずの気性難が本仔。引き続き、社台ファームにて育成が行われていますが、それでも少しづつは気持ちのバランスが取れるようになって来たとのこと。前進気勢が強すぎて暴走気味になることがあるものの、以前の様に止まらない程の暴走にはならないとのこと。なんとも微妙な進歩ですが、ここは一歩一歩進めるよりありません。

「単純に走るのが速いタイプだと思います」とのコメントもあり、何とかこの潜在能力を生かす育成を行って欲しいところです。ある意味、「走る気が無いより、遥かにマシ」とポジティブシンキングするよりありません。

5.ウアラネージュの22

辻牧場にて養育されています。極寒の中でも、可能か限り野外放牧を行っているとのことで、元気に走り回りながらも、他馬に対しては強い所を見せている模様です。白毛により仲間から虐げられることを危惧していましたが、実際は真逆の状況になったようです。

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