GF出資馬の近況 2022/12/29

GF出資馬の近況 2022/12/29:ローズボウル、アレグロモデラート、ヴァロンダンス、ダイヤモンドフジ、スマラグドス


1.ローズボウル

1/5の中山・2勝クラス(ダート1800)への出走を目標に美浦TCで調整が行われています。年初の変則開催のため、今週の追い切りが最終追い切りになる可能性がありますが、12/28、美南Wで追い切りを実施して、89.5-71.4-54.8-39.1-25.4-12.8を計時しています。ラストの1Fが遅すぎますので、何かしら状況に拠るものと思うのですが、林師のコメントでは「こちらが先行して最後は一杯に追って併入しています。」とのこと。

どの程度先行した上での併入なのかが気になりますですが、林師からは「前走以上のデキで競馬に向かえると思います。」とのコメントもあり、これを信頼するよりありません。なお、今走では初めてとなるブリンカーを着用する方針が示されています。これまでのローズボウルはホライゾネットを常着していましたが、これをブリンカーにして集中力が増すことになるのか、注目したいと思います。何れにしても、今回は「距離短縮&ブリンカー着用」と言う策を講じてのレースとなりますので、ここは林厩舎の厩舎力に期待をしたいと思います。

2.アレグロモデラート

ノーザンファーム天栄にて放牧中です。牧場スタッフのコメントに依れば、「左前の歩様に硬さが見られる」とのことで、現在は筋肉のケアとトレッドミルで軽めのキャンターに運動が抑えられています。歩様の改善が見られるまでは、このメニューで楽をさせる模様。

3.ヴァロンダンス

水沢競馬・板垣厩舎への移籍が決定。現在はセグチレーシングSにて、移動までの間の調整が開始されています。牧場スタッフのコメントに依れば、現在の運動メニューは15-15を開始しており、「1本目から良い動きが出来ていました。」とのこと。2023年の岩手競馬の開幕は3月ですので、復帰までには今暫くの時間を要することになります。

4.ダイヤモンドフジ

園田競馬に移籍して中央復帰を目指しましたが2勝目が遠く、結局、年内の中央復帰は叶いませんでした。これに関して、クラブからは特にコメントはなく、仕切り直してあと2勝を園田競馬で目指す模様です。田中一巧師のコメントに依れば「前2走を見る限り、折り合い面で苦労していますので、次走は距離を短縮して臨みます。」とのことで、次走は1/4の園田・C1(ダート1230)になります。いまいち、師のコメントと実際の鞍上の騎乗内容が噛み合っておらず、厩舎力への疑念が拭えないのですが、少なくとも厩舎の方針を明確にした上で、鞍上には指示を出して貰いたいものです。

5.スマラグドス

1/5の中京・1勝クラス(芝2000)への出走を目標に、在厩のまま調整を続けています。12/29、栗CWで変則開催の実質最終追い切りを実施して、81.5-66.2-51.0-36.6-23.3-11.9を計時しています。ラスト2Fからが加速ラップになっていないのですが、これは併せ馬の都合によるもので、全体時計は相変わらず優秀です。西園師のコメントに依れば「本馬は馬なりといった感じでしたが、時計も上々でとても良い動きが出来ていたと思います。あとは年明けにサッと追い切って予定のレースに向かいます。」とのこと。前走でG2に挑戦したあとの条件戦へのレベルダウンですので、ここは確実に勝ち切らねばならないレースになります。

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