2/24中山7R:レーヌジャルダンはブレない競馬で6着

2/24、中山7R・500万(芝1600)に愛馬レーヌジャルダンが出走し、前走と同じく仕舞いを伸ばす競馬に徹して6着となりました。
前走から中1週で臨んだこのレースですが、馬体重は増減なしの450Kgで出てきました。テレビ画面越しのパドックの様子は前走同様、落ち着いてシッカリと踏み込んで歩いている様に見えました。

自分的にこのレースで注目していた点は、レーヌジャルダンにとって明らかに適性の無いコースでどの様なレースを選択するかでした。即ち、「コース特性に従って先行策を選ぶ」のか、「前走結果を出した脚を溜めて末脚に賭ける競馬を継続する」のか、陣営が何れを選択するのかがポイントでしたが、結論は後者が選ばれました。

レースは綺麗にスタートを切った後、無理をせず先行馬を行かせてしまい、自らは内埒沿いのポジションを確保して、2角を距離ロスなく回りました。この時点で10番手でしたが、向こう正面でも馬に気持ちよく走らせて、3角では13番手までポジションが下がりました。本当はここで10番手をキープしても同じ競馬が出来る様になれば、成績は確実に上がるので、この辺りは今後の課題となる気がします。

一方でレースは中山芝1600の典型的な流れとなり、ハイペースで息の入らない展開になりました。最初の2ハロンが12.5だった以降は11秒台のラップが重ねられ、「前崩れ」と言って良い状況になりました。この先行争いにレーヌジャルダンが加わったら、ラストまでもたなかったことは疑いなく、結果的に待機策を選んだことは展開に恵まれたと言うことが出来るでしょう。

3角~4角に掛けて内から外に持ち出して直線で追うと、ラスト200から1段加速して、34.5秒で2位タイの上りを記録しました。中山でも「溜めれればキレる」ことが確認できたと言う点で、収穫のあるレースだったと思います。ハナ差の6着で掲示板を外したことは残念でしたが、おそらく結果に関わらずここで放牧に出たと思うので大差はなかったかもしれません。

一方で上り2位タイの脚を使いながらも掲示板を外した点については評価に悩むところではあります。3着に入ったコーラルプリンセスは3角前まではレーヌジャルダンの1列前を走っていましたが、コーラルプリンセスが内を突いて上手に捌いたのに対し、レーヌジャルダンは大外を回したことで、最終的にこの着差となりました。尤も、コーラルプリンセスは前が壁になりそうな所で上手く間隙を突いており、毎回これが出来るとも思えませんし、レーヌジャルダンが瞬間的な加速で同じことが出来るとも限りません。「リスクを取らなければリワードも得られない」とも言えますが、今回は元々適性の無いコースでしたので、無理にリスクを取る意味がなかったとも思います。

師のコメントによると、「この後は馬の歩様等を確認して、一度放牧でリフレッシュをさせてから、東京か新潟へ向かいたいと考えています。」とのことで、一ヶ月放牧に出て、東京の1週目で復帰。その後、新潟に転戦と言う流れになるものと予想します。何れにしても、「この春で繁殖入り」の可能性は無くなったと考えて良いでしょう。

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