DMM出資馬の近況 2022/12/15

DMM出資馬の近況 2022/12/15:グランベルナデット、グランデスフィーダ、ミスティックロア、シンハディーパ2021、コレクターアイテム2021、ウァラネージュ2022


1.グランベルナデット

12/17の中山・未勝利(芝2000)への出走が確定しています。12/14、美南Wで最終追い切りを実施して、51.8 36.9 23.8 11.7(位置6,馬なり)を計時しています。4Fからの時計ではありますが、馬なりでこの時計が出せるならば十分だと思います。内容的にも3頭併せで後続の2頭を待つ余裕があったとのこと。実際にJRA-VANで追い切りの動画を見たところでは、相当な余裕をもって2頭を突き放しており、文面以上に好印象でした。

一方で、大竹師からは「左手前が下手なことで、右回りに不安がある」旨の、泣きのコメントが出ています。真剣に右回りが厳しいならば12/18の中京に回る手もあった筈なのですが..。

2.グランデスフィーダ

チャンピオンヒルズにて放牧中です。未勝利戦を勝ち上がったばかりの状態にも関わらず、未だに緩さの残る馬体とのことで、言い換えれば相当な上積みの余地があることになります。厩舎長のコメントに依れば、馬体はまだ7割程度の完成度で、競馬を使ったことでピリッとするところが出て来たとのこと。これまではノンビリムードが指摘されてきた本馬としては良い傾向だと思います。

3.ミスティックロア

チャンピオンヒルズにて育成中です。厩舎の馬房管理の都合から入厩が出来ない状況が続いていますが、その分だけチャンピオンヒルズで入念な乗り込みが出来ているとポジティブに考えたい状況です。

現在の運動メニューは坂路15-15は楽にこなせる様になったとのこと。グリーンFのジュエルアズギフトもチャンピオンヒルズで長期入厩待ちをしていますが、こちらは坂路13-13までこなしており、ミスティックロアも13秒ペースがこなせるところまで行けば、堂々と入厩を要請出来るかと思います。

4.シンハディーパ2021

ノーザンF空港にて育成中です。気性面で難しいところの有る仔で、坂路ではかなり煩い状況とのこと。気性面の成長が先に無いと、まともなトレーニングが出来ない雰囲気です。相当に厳しい状況に思えますが、なんとかノーザンFの経験で本仔を躾けて貰えることを祈ります。

5.コレクターアイテムの2021

社台ファームにて育成中です。本仔もシンハディーパ2021に負けず劣らず気性に難ありで、なんとも困った状況です。「乗り運動は出来ている」と言うことなので、シンハディーパ2021よりまマシな印象ですが、「人の指示を聞かずにガーッと言ってしまう」とのことで、こちらも予断を許さない状況です。

6.ウアラネージュの2022

辻牧場で放牧が続けられています。白馬の印象から優しい気性かと思いきや、馬に対しては強いとのことで、「向かって行って蹴散らしている」とのこと。馬に対して強いことは馬群を苦にしないことに繋がりますから、良い方向に出てくれればと思います。一つ間違うと本仔にも気性難の心配が過りますが、人には従順とのことなので、無難に成長してくれることを願っています。

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