GF出資馬の近況 2022/12/15

GF出資馬の近況 2022/12/15:ルヴァンヴェール、ローズボウル、アレグロモデラート、ダイヤモンドフジ、スマラグドス、ジュエルアズギフト


1.ルヴァンヴェール

12/18の高砂特別(阪神・2勝クラス・ダート1200)への出走が確定しています。実にデビュー以来25戦目にして初の特別戦への出走になります。12/14、美南Wで最終追い切りを実施して、67.4-52.5-38.2-12.0(強めに追う)を計時しました。概ね前走同等の時計が出ていると思います。

竹内師のコメントに依れば「先行から終い仕掛けて併入しています。直線で馬体を併せた時に、並走馬を気にする素振りを見せましたが、脚取りは最後までしっかりしていました。」とのこと。

また、今回の鞍上は1勝クラスを卒業させて以来の小沢大仁Jに乗り替わります。功労者である小沢Jに鞍上を任せることに全く異存はないのですが、「減量騎手に託すのであれば、平場のレースの時にすべきだったのでは?」とは思います。

2.ローズボウル

1回中山・開幕週への出走を目標に美浦TCにて調整を行っています。12/14、美南Wで追い切りを実施して、69.9-53.8-38.3-12.0(一杯に負う)を計時しています。特に目立つ時計ではありませんが、ラスト1Fの12.0は、ローズボウルの追い切りとしては速い時計が出ています。

林師のコメントに依れば「相手がオープンクラスだったこともあり最後は遅れましたが、終い12秒0のタイムは1本目として悪くない時計だと思います。」とのこと。

今回はダート1800に距離短縮した上に、久々の右回りと、条件変わりを試すレースになりますので、変わり身が欲しいところです。

3.アレグロモデラート

先週、中山・2勝クラス(芝2000牝)に出走しましたが、まさかの気性難を発露して競馬にならないまま終了してしまいました。レース後は「右前肢に疲れが見られた」とのことですが、大事になるレベルでは無かった模様。

一方で、左前の歩様には硬さが見られるとのことで、メンタルのケアも含めて、ノーザンF天栄に放牧に出ています。馬体の回復もありますが、何よりもメンタルを拗らせることの無いように、慎重に進めて欲しいと思います。

4.ダイヤモンドフジ

12/13、中央復帰を賭けて園田・C1特別(ダート1400)に出走しましたが、スタートから鞍上と喧嘩をする状況になる、全く見所の無いまま5着に敗れてしまいました。

田中師のコメントに依れば「今回は先行馬が揃っていたので、下原騎手と相談して折り合い面を重視した競馬をすることにしました。ただ、最初のホームストレッチからケンカになってしまい、道中のスムーズさを欠いてしまいました。」とのこと。

正直、あそこまで喧嘩をするくらいなら、馬に任せて行かせてしまった方が余程マシだったと思います。また、先行策を採るために1200ではなく1400を選択した以上、折り合いを重視して控える競馬を選択したことは、全く理屈にあいません。陣営全体に意思統一が無かったと思います。

年内にあと1走できる可能性はありますが、仮にそこに勝利してもJRAへの年内申請は間に合わない可能性が高く、復帰にはあと2勝が必要になってしまいました。

5.スマラグドス

1/5の中京・1勝クラス(芝2000)への出走に向けて、在厩のまま調整を続けています。西園師のコメントに依れば「変わりなく順調で、今週からは坂路で乗り込みつつCWで距離を延ばして乗り込んでいますし、来週にはレースに向けた調整を立ち上げて行けそうです。」とのこと。

前走で酷い不利を受けたことで、メンタルへのダメージを心配していましたが、それが杞憂に終わるほど、馬の方はシッカリとしている様で、まったく頼もしい限りです。

6.ジェルアズギフト

チャンピオンヒルズにて帰厩に向けて調整が続けられています。現在の運動メニューは周回3000Mとダート坂路を15-15と13-13で、引き続き乗られています。メニュー的には明らかに帰厩して良い内容ですが、牧浦厩舎の馬房の管理の問題なのか、以前として帰厩の声が掛かりません。流石に来週には戻って欲しい所ですが、栗東TCと施設的に遜色の無い、チャンピオンヒルズで乗り込めていることだけが、救いと言えば救いです。現在の馬体重は484Kg。牧浦厩舎所属と言うより、完全にチャンピオンヒルズ所属です。

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