GF出資馬の近況 2022/10/27

GF出資馬の近況 2022/10/27:ルヴァンヴェール、ローズボウル、アレグロモデラート、スマラグドス


1.ルヴァンヴェール

10/22、阪神・12R・2勝クラス(ダート1200)に出走して13着に敗れました。レース後も脚元に問題はなく、10/26、ケイツーSへ放牧に出されています。次走の目標は年末の中京または阪神を想定してるとのこと。個人的には得意の左回りで、かつ序盤のペースが緩む中京への出走を期待します。

2.ローズボウル

10/29の伊勢崎特別(東京・2勝クラス・ダート2100)への出走が確定しています。当初の想定では除外の可能性が出ていましたが、上手くばらけてくれて抽選は回避されています。10/26、美南坂で最終追い切りを実施して、55.0-39.5-26.0-13.0(一杯に追う)を計時しています。これまで、追い切りはウッドコースで行うことが常でしたが、ここに来て調教で全く時計が出ていないことから、今回は目先を変えて坂路を試したとのこと。只、結果は変わらず、2歳1勝馬に先着を許す、不安な時計になってしまいました。基本的に調教で走るタイプではありませんが、ここまでピリッとした時計が出ないことは、間違いなくレースに向けての懸念材料となりそうです。取り敢えず、外枠を引けることを強く祈りたいと思います。

3.アレグロモデラート

11/5の土湯温泉特別(福島・1勝クラス・芝2000)への出走を目標に、美浦TCで最後の調整を続けています。10/27、1週前追い切りを美南Wで実施して、85.8-69.1-54.2-39.1-11.8(馬なり余力)を計時しています。中間のラップが思った以上に抑え気味で目立った時計が出ていませんが、これは中盤で脚を溜めることを教える意図があったものと思われます。武井師のコメントに依れば「馬場の4分どころを縦列で進め、無駄に前の馬を追いかけることもなく、冷静に走れていました。また、道中でグッと沈むようなフォームになり、スピード感あふれるフットワークでした。」とのこと。

今週の追い切りで体制はほぼ整った旨のコメントもあり、予定のレースに臨む方針が示されています。なお、現在の馬体重は496Kgあり、この感じですと480Kg後半の馬体重での出走になりそうです。これまでの最高体重は470Kgなので、10Kg以上プラス体重になりますが、3歳春から秋にかけての成長分と考えても違和感はありません。「ハーツクライ産駒の成長力の現れ」と好意的に捉えたいと思います。

4.スマラグドス

11/26の京都2歳S(G3・阪神・芝2000)への出走を目標に、10/26、栗東TCに帰厩しています。レースまで、まだ1か月の期間がありますが、厩舎でジックリと仕上げて行く方針とのことで、本仔への期待感がここにも表れています。10/27には早々に坂路入りも行われており、西園厩舎のスパルタトレーニングが再開される見込みです。

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