DMM出資馬の近況 2022/10/26

DMM出資馬の近況 2022/10/26:グランベルナデット、グランデスフィーダ、ミスティックロア、シンハディーパ2021、コレクターアイテム2021、ウァラネージュ2022


1.グランベルナデット

山元TCにて調整を続けています。11月末の復帰戦が予定されていましたが、良化のペースが想定よりも遅かったことから、ここは焦らずにリスケの方針が決まっています。

直近の運動メニューは坂路×2本を15-17秒ペースで登坂しており、状態は再び上昇傾向にあるとのこと。これまでは坂路中心の乗り込みメニューであったことから、トモの締まりが悪くなってしまいましたが、周回コースを回ることで状態が改善傾向を示しています。具体的な復帰戦の予定は白紙ですが、馬体の緩さも取れて来たことで、帰厩に向けての調整が開始されることになる模様です。

2.グランデスフィーダ

チャンピオンズヒルズにて調整が続けられています。現在の運動メニューはウッド坂路を中心に行われており、相変わらず坂路での動きは良い様です。ここで気になることは、坂路を単走で上がるメニューが多い点で、これについては「併せるとさらにガツンと行きそうなので、リズム優先で進めている」旨がコメントされています。只、これまでのレースが気迫面の不足からレースで力を出し切らない傾向が見られることから、多少は他馬と競わせることで疳性を身に着けることも必要な気がします。

3.ミスティックロア

チャンピオンヒルズにて育成が続けられています。未だに入厩すら出来ていない本仔ですが、矢作厩舎の馬房の状況を知る限り、緩さの残る状態で送り込む余裕は無さそうです。10月中旬からはバランシングレーンと言う馬具を使った調教が試されており、これを用いることで、苦しくても首を上げることなく走る様に、フォームの矯正が図られています。状況的にはこれが良い方向に出ているとのことで、楽の出来ないフォームで走ることが負荷を与えることにつながり、ひいては緩さの解消が期待できます。直近の状況は「負荷によってトモに疲れが出ている」とのことですが、逆に言えば負荷がシッカリと掛かっている証左であり、これを乗り越えることで筋肉の厚みも増して来るものと思います。

4.シンハディーパ2021

ノーザンファーム早来にて育成が開始されています。初期馴致を完了し、既に坂路入りも行われていますが、走りがバラバラで負荷をかけると少ししんどい模様とのこと。精神的にも肉体的にもまだまだ幼いとのことで、ここは焦らずに休ませながら進めるより無いのかもしれません。気性面の危うさも併せ持つ牝系でもあり、当面は追い詰めづに進めることになりそうです。

5.コレクターアイテム2021

社台ファームにて本格的な育成プロセスがスタートしています。既に初期馴致を完了しており、これから乗り込みが開始されるところまで来ていますが、馴致の段階で相当な苦労があった模様で、牧場スタッフのコメントからも本仔の気性面の危うさが伺われます。乗り込みについても「少し慎重に進めた方が良さそう」のコメントがされています。

6.ウアラネージュ2022

辻牧場に移動して飼育が続けられています。移動後も元気に過ごせている模様ですが、一方で我の強いところも示しているとのこと。納得するまで言うことを効かないタイプの様なので、飼育にも苦労がありそうですが、最初が肝心なところもありますので、上手く人との関係を構築させて欲しい所です。

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