10/22阪神12R:ルヴァンヴェールは積極的に押し出すも失速して13着

10/22、阪神12R・2勝クラス(ダート1200)に愛馬ルヴァンヴェールが出走しました。昇級2戦目の本走では、1勝クラスの頃と同様の前からの競馬を志向しましたが、最後は失速して13着に沈んでしまいました。

本走の馬体重は+4Kg増えて494Kg。基本的にこれくらいの体重が本馬にはベストと考えられ、仕上がり状態は悪くなかったと思います。スタートを無難に決めると、鞍上の坂井Jが積極的に押し出して、4番手のポジションを確保しました。序盤の速い阪神ダート1200で、前からの競馬が出来たことは、2勝クラスのスピードにも付いて行けることが示せたと思います。

このままレースは3角~4角を回りましたが、実情は鞍上が常に手を動かし続ける状況であり、ある意味で付いて行くのが精一杯だったかもしれません。4角出口で前の馬に接触するトラブルがあるも、それほど厳しい不利には見えませんでしたが、既に脚が止まりかけていた本馬はズルズルと後退してしまい、最終的に13着に沈んでしまいました。

端的にこのレースを総括すれば、「先行する競馬で挑んだものの、息を入れることが出来ずに最後は脚が上がってしまった。」と言うことになります。Target-JVの補正タイムは「71」しか出ておらず、これは本馬の近5走のアベレージ「86」に対して、1.5秒も遅い時計になります。そう言う意味では、今回の大敗は度外視で良いかもしれません。

但し、仮に本来の能力「86」で走っていたとしても着順は9着止まりですので、2勝クラスで戦って行くためには少なくとも0.5秒程度の上積みが必要です。それが出来れば、勝ち負けは難しくても掲示板は見えきます。

如何にして更に0.5秒を上積みするか、陣営の手腕に任せるよりありませんが、少なくとも近2走の様なスピードの出る馬場状態は本馬には合わないと思われます。また阪神の様に序盤が下り坂でペースの上がるコースよりも、中京の様な登り坂スタートでテンのペースの遅いコースの方が合いそうです。

今回は敢えてレベルの高い関西遠征を試みましたが、得手とは言い難い右回りを含めて、厳しい競馬になってしまいました。今後は、乾期に入ることから、パサパサで時計の掛かるダートのレースが期待できる筈です。メンバーレベルの下がるローカル戦でなんとか活路を見出したいところです。

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