YGG出資馬の近況 2022/10/27

YGG出資馬の近況 2022/10/27:ラインオブフェイト、ドライスタウト、トレブランシュ、レーヌドゥール、キングスミールの21、クラリティーアイズの21


1.ラインオブフェイト

美浦TCに在厩のまま、次走に向けて調整を続けています。現在は未だポリトラックで軽めの運動に留められていますが、週末からは15-15を開始する予定とのこと。前走は仕上がり不足の印象も受けましたので、1つ使ってピリッとしたところが出て来ることに期待しています。

2.ドライスタウト

栗東TCに在厩のまま、復帰戦に向けての調整が続けれています。10/26、栗CWで追い切りを実施して、86.6-69.9-54.2-38.6-11.8(一杯に追う)を計時しています。初めて一杯に追う追い切りが行われましたが、先週の馬なりの時計と大差のない時計になっています。4Fの時計も54.2で目立ちませんが、ラスト2Fは過去ベストに近い数字が出ていますので、懸念には及ばないのかもしれません。

牧浦師のコメントによれば「状態は上がってきていますが、長めの所に行くとまだ良い時の動きにはもう少しかなという印象なので、今日の追い切りでどれくらい変わってきてくれるかなという所ですね。」とのこと。目標レースは武蔵野S(G3)と霜月S(L)の両睨みですが、武蔵野Sに出走するか否かは来週の追い切りを見て判断することになりそうです。メンバーレベルは霜月Sの方が低いことで間違いなく、今回はとにかく結果を優先されることから、霜月Sが選択される可能性が高そうです。

3.トレブランシュ

先週、東京・未勝利(ダート1400)に出走。強い内容の競馬を展開して、見事な勝ち上がりを決めてくれました。レース後は左トモと右前に硬さが出ているとのことですが、レース前に発生した様な跛行には至っておらず、どうやら一過性のトラブルとして済ませることが出来そうです。

一方で、2つ使う間にテンションが上がって来ているとのことで、先ずは外厩でガス抜きを行う方針が示されており、10/27、美浦TC近郊の森本Sへ放牧に出されています。現時点で、次走に向けての具体的な予定は示されていません。

4.レーヌドゥール

美浦TC近郊のスピリットファームにて育成が続けられています。乗り込みの方は15-15が出来るところまで進んでいたのですが、ここに来て右前の外側に深管骨瘤が出て来てしまったとのこと。現時点では歩様に現れる状況では無い模様ですが、触診すると嫌がる反応を示しています。本件は尾関師にも共有されており、「出始めは痛がるので少しの間軽めにして、痛みが治まったらまた進めて下さい。」との指示が出されました。

ここに来て乗り込み量も増えて、漸く緩さの抜けて来た本馬でしたが、再び休養を挟むことになってしまいました。骨瘤ですので基本的には固まるのを待つしかありませんが、この間、何ととか体を緩ませることの無いように馬体をキープさせて欲しいところです。

5.キングスミールの21

栗東TC近郊のチャンピオンヒルズに移動して、育成が開始されています。牧場スタッフのコメントによれば「現在は周回2000mを基本に週2回坂路をハロン20秒とかハッキング程度ですが上がり出しています。」とのこと。一方で、現在の馬体重は440Kgまで減って来てしまっており、これ以上の細化は避けたいところです。

6.クラリティーアイズの21

先月末より、北海道のグリーンマイルTCにて育成が開始されています。騎乗馴致を行っている状況ですが、半姉と同じく気性面の難しいところを表に出しているとのこと。環境が変わったことの影響もありますが、所々で気の悪いところを見せているとのこと。なんとか、姉程は拗らせずに進めてほしいところです。

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