10/29伊勢佐木特別:ローズボウルは8枠16番

10/29、東京9R・伊勢佐木特別(2勝クラス・ダート2100)に愛馬ローズボウルが出走します。長期休養明けの前走を10着に大敗したローズボウルですが、今回は一つ叩いての正念場のレースとなります。

本レースの展望に先立って、先ずは前走の敗因を確認します。前走は煽る様なスタートから僅かに出遅れ、加えて鞍上にポジションを取りに行く意識が欠けていたことから、後方13番手からの競馬になりました。これは湿った前残りの馬場には致命的であり、バックストレートからロングスパートを掛けるも、最後は脚が上がってしまいました。仕掛けのタイミングが速すぎた結果の失速であり、時計的にも明らかな負け過ぎでした。

これらを踏まえて、今回のレースでは問題点をクリアして行くことが必要になります。まず、スタートが一拍遅れたことは止む無しとしても、そこからポジションを大きく下げたことが前走最大の敗因でした。これに対し、今回は大外枠を引いたことで前走の様なズルズルと下がるリスクは回避できます。加えて、本馬より内の10番から15番は中段から後方待機の脚質であり、1角の侵入を争う展開にはならないと予想できます。

また、大外枠を引いたことは、キックバックを嫌うローズボウルにとっては最高の枠と見ることが出来ます。東京・ダート2100のコース形態は外枠不利と言われますが、本馬にとってはメリットの方が大きいと考えています。実際、昇級後のローズボウルは凡走を続けていますが、尽く内目の枠を引いていることは見逃せません。1勝クラスで好走を続けていた頃は、外目の枠を引き当てていました。

さらに、今週の東京は久しぶりの雨知らずで、馬場はパサパサで時計の掛かるダートになっている筈です。速い上がりの使えないローズボウルにとって、理想の展開は前目のポジションからスタミナ勝負に持ち込むことであり、今回はそれを実現し易い条件が揃っています。

最後に、鞍上は乗り替わりで石川裕紀人Jの初騎乗となります。石川Jは条件的に長い距離のダートを最も得意としており、鞍上強化と考えて差し支えありません。厩舎のオーダーは順守するタイプの騎手でもあり、安心して任せてられると思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする