YGG出資馬の近況 2022/8/5

1.ラインオブフェイト

セグチレーシングSにて放牧を続けています。猛暑の中で抑制しながらになりますが、少しずつ運動を再開しており、周回コース1800-2400とトレッドミルの運動メニューを実施しています。この中間で左トモを自ら蹴ってしまい、腫れが生じているとのことですが、熱感も無く、特に問題にはならない模様。当面はこのペースで進めて酷暑をやり過ごすことになると思います。獣医師からは「体がシッカリして良くなりましたね」と感心されているとの話もあり、本馬がここにきて本格化したことを表していると思います。

2.ドライスタウト

故郷の下河辺牧場に戻って放牧を続けています。7月後半から運動を再開しており、今週も引き続きキャンター1800のメニューです。今週からは坂路入りも行われる見込みとのこと。
蹄の問題は解消した模様ですが、この中間も背腰に疲れが残っており、ショックウェーブ治療が行われています。そもそも、キャンターを再開して僅か2週間ですから、このメニューで背腰に疲れが出るとも考え難く、「この背腰の状態は5月からの問題を引きづっている」と考えるのが常識的でしょう。時間を要しており、心配が募るばかりですが、まずは坂路入りして問題の生じないことを祈るのみです。

3.トレブランシュ

8/2、美浦TCに帰厩しています。まだ追い切りは行われていない状況であり、来週から開始する予定とのこと。慎重に進められている印象ですが、どうやらここに来て気性面で懸念が生じている模様。「反抗的」とまでは行かないものの、「少し気を損ねる」様なところが出て来たとのことで、コントロールが効かなくなる前に上手に躾をお願いしたいと思います。オルフェーヴル産駒の割には気性面の問題が全く出ない本仔でしたが、多少の癇性は競馬に有用と考えて、上手く導いて欲しいところです。

デビュー戦は8/27の新潟・芝1600牝を目標として、除外された場合は9/4の新潟・芝1400に向かう予定とのこと。

4.レーヌドゥール

北海道のグリーンマイルTCで育成が続けられています。前回の更新で右前球節に打撲と思われる腫れが生じており、現在も右前を張るような所が見られるとのこと。それでもバンテージを巻いて運動を再開しており、現在は常歩800M、ダグ800M、キャンター2400のメニューが行われています。

坂路入りは再開されておらず、思う様に育成が続けられない状況が続いており、馬体重も増加していますが、一方で「背肉が付いてくると良い」とのスタッフコメントがある様に、明らかにトレーニングが足りていない状況を伺わせます。最新の駐立写真を見ても緩さを感じさせる馬体で、時間はまだまだ掛かりそうです..。

5.キングスミールの21

チャンピオンズファームで育成を続けています。現在は夜間放牧が行われており、低重心で力強い綺麗なフォームで好感触とのこと。この中間も順調に順調に進んでおり、8月には騎乗馴致の開始が予定されています。

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