6/19函館2R:ダイヤモンドフジは1枠2番

6/19、函館2R・未勝利(芝1200)に愛馬ダイヤモンドフジが出走します。蹄のトラブルによる長期離脱から復帰した後は、2着と4着の惜しい競馬を続けているダイヤモンドフジですが、そろそろ順番が回って来ても良い頃合に思えます。

先ずは、勝ち切れなかった前2走の要因を振り返ります。ポイントは幾つかあるのですが、特に大きかったのは外枠を引いたことと、前残りの馬場状態であったこと。加えて、先入れのペナルティを課せられていたことも見逃せません。前々走は前団に取り付くために距離をロスし、前走は前が止まらない馬場に対し仕掛けが遅れてしまいました。

これに対し、今走は条件が大きく変わります。先ず、今回は内枠を引いたことで、前2走で負った距離の不利がありません。先入れのペナルティも流石に今回は無い筈です。そして、何よりも大きいのが函館の洋芝。重たい芝は開幕2週目でも先行絶対有利の展開とはならず、一定の末脚が求められます。これらの条件は全てダイヤモンドフジにとって上積みが見込める条件と見なすことが出来ます。加えて、今走は鞍上が横山武史Jに強化されますから、もはやプラス要因しか見つかりません。

相手関係を見ると、人気上位は本馬にエナジーグランとラミアヴィータを加えた3頭ですが、このレースで最も重要となる「短距離の洋芝適性」を考えると、この2頭には不安が残ります。まず、エナジーグランは血統的にもう少し距離が欲しい筈で、時計の出る馬場で先行して良績を残して来たエナジーグランには不向きな条件になると思います。一方で、ラミアヴィータについても良績は軽い芝に限られる上に、1200に短縮して前目のポジションを取ることは難しそうです。このレースのポイントは「5番手までのポジションを確保した上で、一定の末脚を使えること」と考えており、これについてはダイヤモンドフジに一日の分があると考えられます。

実際、先週から昨日の函館の成績を見ても、勝馬は早い上がりを使った馬が殆どであり、テンの早いだけの馬は残れていません。また、勝馬の多くは芝の重馬場で良績を残している傾向が見られます。その点、ダイヤモンドフジは不良馬場の新馬戦を最速の上りで2着に入っており、必要な条件を満たしています。

そう考えると、むしろ怖いのは「早い上がりが使えて、重馬場で実績のある馬」で、人気薄ですがエスティメートやオリンピッカー、マーナーパスあたりが要注意なのかもしれません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする