YGG出資馬の近況 2021/9/8

1.ラインオブフェイト

9/12、中山12R・2勝クラス(ダート1200)への出走に向けて、美浦TCにて最終調整が進められています。9/8、美南Pにて追い切りが行われ、単走で66.5-51.0-38.5-12.1(位置9,馬なり)を計時しています。勝利を上げた前走時の追い切り時計と比較するとやや遅い時計ですが、何れも鞍上を務めて頂いた嘉藤Jの感触は悪くなかったとのことで、状態はキープ出来ていると考えて良さそうです。

なお、注目の鞍上に付いては丸山Jがコロナ感染のため、武藤Jへの乗り替わりが発表されています。減量が無くなって今年の成績を落としている武藤Jですが、個人的な相性は良好なので、ここでも思い切りの良い騎乗を見せて欲しいと思います。

2.ドライスタウト

今週末のデビューを予定していましたが、熱発のため出走を回避しています。牧浦師のコメントによれば、熱発後に内視鏡検査を行った所、喉の奥の方まで白い痰の様な物質がこびりついており、それが肺に近い所まで続いていたとのこと。手前の方は洗浄により除去出来ましたが、奥の方にはまだ残っている模様で、必要ならば再度の洗浄を実施することになりそうです。

当初から調教中に咳を頻繁にする様なところが見られましたが、洗浄後は状態に改善が見られるとのこと。本馬は喉が鳴る症状が指摘されており、それと今回の状況との関係は不明ですが、何らかの関係性はあると考える方が自然でしょう。問題は何れが原因で何れが結果であるのか、その因果関係だと思います。

人間の場合、痰の絡みは喉の粘膜の炎症が原因であり、本馬も何らかの要因により喉に炎症を生じていると考えるのが自然かと思います。人間の場合は痰が大きな病気になることはありませんが、競争馬の場合は競争能力に影響を与える可能性が否定できません。一方で、洗浄や吸引で痰を除去することで一時的にも症状を取り除くことが出来るのであれば、前進と考えられるかもしれません。

医師からは馬場入りも可能との許可が出ており、明日から坂路入りを行ってみて馬がガクッと来ていなければ、そのまま進めて行く予定とのこと。明日以降の坂路の時計に注目して行きたいと思います。

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