GF出資馬の近況 2022/4/21

1.ルヴァンヴェール

新潟1週目のダート1200への出走を目標に、4/19、美浦TCに帰厩して来ました。竹内師のコメントに依れば「本日から騎乗運動を始めました。今回は放牧期間が短かったこともあり、運動初日としてはテンションも落着いていました。」とのこと。現在の馬体重は498Kgで、既にベストに近い体重に仕上がっています。

2.ローズボウル

4/30の東京・2勝クラス(ダート2100)への出走を目標に美浦TCにて調整を続けています。4/20、美南Wで追い切りを実施して、69.9-53.9-38.7-12.0(強目に追う)を計時しています。今回の追い切りは本番と同じ左回りで行われましたが、特にモタレるところもなく、真っ直ぐに走り抜けていたとのこと。今回は3頭併せで「最後に少し遅れた」とのことですが、本番までにもう1本追えますので、勝負気配で臨んで欲しいと思います。

ここで問題は鞍上ですが、1勝クラスを勝ち抜けた際の鞍上の菅原Jは他馬への騎乗が決まっているとの噂もあり、本馬については明らかにされていません。陣営には菅原J以上の鞍上の確保をお願いしたいと思います。

3.アレグロモデラート

引き続き、在厩のままフレグモーネの治療にあたっています。発症が3/23でしたので、治療に1カ月も要するとは想定外でした。獣医師による現在の状況は「フレグモーネの症状は残るものの、徐々に改善されている。ただ、飛節部の腫れは残る可能性あり。」とのこと。「飛節部の腫れが残る」の意味合いが不安で、これが競争能力に影響するものなのか、クラブには詳細な情報を提示して欲しいところです。一方で、「曳き運動の歩様には問題がないことから、本日から抗生剤の投与を止めて経過観察を行っていきます。」とのこと。

4.スズナミ

今週日曜日の東京・未勝利(芝2400)への出走が確定しました。4/20には美南Wで追い切りが実施され、単走で69.6-53.9-39.2-12.6(一杯に追う)を計時しています。ラスト1Fがもう少し伸びて欲しい所ですが、今回の追い切りは最初から15秒台で入ったこと、単走で行われたこと、馬場の大外を通過しての時計であることを考慮すれば、それなりの時計と考えて良いかもしれません。林師のコメントに依れば「動きも悪くなく順調に仕上がっています。冬場に比べ馬体重の管理が難しいので、当日までしっかりと調整していきます。」とのこと。

一方で、注目の鞍上には今回も減量騎手から永野Jが手配されました。陣営としては小柄の本馬には減量騎手を配する方針で揺るがない模様ですが、長距離レースはペース配分が重要になることから、ペースの読める経験の豊かな鞍上に託してみて欲しかった気もします。

5.ダイヤモンドフジ

栗東TCに帰厩して調整を続けています。4/13には栗東坂にて帰厩後2本目の追い切りが実施され、54.6-38.3-24.4-12.4(一杯に追う)を計時しています。入りの1Fこそ16秒台で入っていますが、ラストは一杯に追って3Fを38秒前半で上がっており、時計的にはなかなかの数字が出ていると思います。これだけ走れるのであれば、蹄の問題は既に過去のものと考えて良さそうです。

一方で、宮本師のコメントに依れば「時計としては良い数字が出ていますが、騎乗者の話では『まだ息遣いが一息で、もう1~2本は必要』という感触だったようです。もう少し追い切りを重ねて新潟の芝1200目標で進めたいと思います。」とのこと。息遣いがいま一息の状態でこの時計が出せるのであれば、仕上がれば十分に勝ち負けが期待できるレベルに至るものと思います。個人的に、気性面を考えると新潟1000直を選択する可能性も考えていたのですが、無難に芝1200が目標レースとなりました。

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