10/10、東京1R・未勝利（芝1400）にて出資馬スズナミが復帰戦に臨みます。６月に札幌（芝1200）にて早期デビューを果たしたスズナミでしたが、追走にも苦心する状況で結果は７着。馬体重も400Kgを割っており、正直なところデビューは早計だった印象です。
今回は北海道で４カ月間じっくりと乗り込んでの復帰戦であり、変わり身を見せてくれることを期待していますが、公式サイトのコメントからは馬体重の大幅増は期待できない感触です。少なくとも410Kg台で出て来て欲しいところですが、馬体重とスピードは関係ありませんし、何処までパワーアップを図れているかが注目すべきポイントになります。
前走時は札幌競馬場での調教となり、時計の判断が付きませんでしたが、直近の美南Ｗでの時計を見ると、ラスト1Fで12秒を切っており、競馬に行っても恥ずかしくないレースは出来るものと信じています。
小さな馬格を考えると、母親と同様に連戦はキツイ可能性があり、１戦１戦を大切に戦う必要があります。また、軽量馬であることを考慮してか、今回も鞍上は減量騎手から永野Ｊが務められます。現時点で単勝70倍と人気も全く無いことから、鞍上には緊張することなく馬を走らせて欲しいと思います。前が壁になる展開だけは勘弁を願います。
東京の芝1400は母サザナミが初勝利を含めて２勝を上げたゲンの良いコースでもあり、低人気を覆す様な好走を期待しています。