6/19函館2R:ダイヤモンドフジは前からの競馬で3着

6/19、函館2R・未勝利(芝1200)に愛馬ダイヤモンドフジが出走しました。前走でポジションを取る競馬が出来ず、末脚頼りの競馬になったダイヤモンドフジですが、改めて本走では前からの競馬を試みて、3着の結果となりました。

このポジション取りの問題については乗り替わった横山武史Jもケアされており、レース後のコメントでは事前に富田Jと武藤Jからヒアリングをしていた旨が明かされています。その上で、今回は改めてポジションを取る競馬を選択したことになります。

2番枠からのスタートを無難に決め、3番に前を遮られる形になりながらも、鞍上が押し出すと6番手のポジションに収まりました。レース展望では「5番手内のポジションで競馬をしたい」と考えていましたが、逃げたラミアヴィータのペースが早く、このポジションは正解だったと思います。実際、ラミアヴィータについて行った馬達は総じて失速しています。

レースは馬場の内寄りを6番手のポジションのままロスなく進み、4角を回って進路に苦労しそうな所も、上手く内を突いて追い込みを開始しました。追い出しのタイミングこそ、外を回して来た勝馬に遅れてしまいましたが、距離ロスは最小で抑えられていますので、全体を通して横山武史Jの好騎乗の目立つレースだったと思います。

結局レースは控える競馬から34.6の末脚を繰り出したエナジーブランが逃げたラミアヴィータをタイム差無しで指し切り、ダイヤモンドフジは0.3秒遅れの3着となりました。レースを観たの第一印象は「思ったよりも伸びなかった?」と感じたのですが、実際は本馬も35.1で上がっており、これは何時も時計と遜色ありません。

騎乗内容も完璧でしたので、今回の結果は「1~2着馬の力が明らかに上であった」と脱帽するよりありません。実際、勝馬には末脚勝負で劣りましたし、2着馬は一番強い競馬をしていました。本馬も自分の力は出せていますので、ここは内容に自信を持って次走に向かえば良いと思います。

レース後の宮本師のコメントによれば「函館の水が合っているみたいで、厩舎でリラックスして過ごせています。レース後の状態次第で引き続き横山武騎手で続戦したいと思います。」とのことで、続戦の方針が示されています。
また、競馬雑誌に掲載された横山武史Jのコメントを見ると、「初めて乗ってイメージは掴めましたし、どこかでチャンスはあります。」の力強い言葉が示されており、これは「自分が本馬を勝たせる」と言う強い意思表示と理解しました。

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