GF出資馬の近況 2021/3/18

遅くなってしまいましたが、グリーンファーム出資馬の3/18付の近況をフォローします。

1.ルヴァンヴェール

ケイツーSにて放牧中です。前走で適性に疑問のある中山ダート1200に性懲りも無く使われて、結果が出せずに再び外厩との往復生活に戻ってしまいました。

牧場スタッフさんのコメントによれば「1週間ほどウォーキングマシンで調整したあと騎乗調教を再開しています。現在は、周回コースと坂路コースを併用し、3,000~4,000㍍をハロン18秒前後の普通キャンターで乗り進めています。」とのこと。さすがに次走の目標は東京開催に置く模様です。

2.ローズボウル

山元TCにて調整を続けています。牧場スタッフさんのコメントのよれば「現在は坂路コース中心に調整を進めていて、先週末から2本目に15-14秒の強めを開始しています。背中の使い方が良くなってきたことで、力強いフットワークが見られるようになりました。」とのこと。

次走の目標を5月の東京ダート2100に設定していることから、腰を据えて体作りから入っているものと思います。

3.ローラーコースター

3/11、ようやく美浦TCに帰厩してきました。伊藤師のコメントによれば「先週末に15-15を跨がり、今朝は坂路コースで併せ馬を行いました。半マイルが53秒台、ラスト1ハロンも13秒台と、1本目としては時計も含め良い内容で動けていました。3回中山2週目のダ1,800㍍(牝)目標で仕上げていきます」とのこと。

最初の追い切り時計がマズマズなところは良かったのですが、このレース選択は個人的に全く納得が行っていません。最大のポイントは「本仔の芝適性を見限ったのか否か?」と言う点に尽きます。もし、「クラブと厩舎が芝は諦めた」と判断したのであれば、それはプロの判断として尊重します。しかし、芝適性を諦めていないのであれば、ここでは絶対に芝を選択するべき根拠があります。

それは、今後の未勝利戦の芝のレースが減少することです。地震の影響で福島開催が新潟開催に変更されたことで、予定されていた芝の未勝利戦は全てダートに振り替えられてしまいました。従って、もし次走でダートを使って、「ダート適性が全くありませんでした。次走は芝に戻します。てへっ。」みたいな話になった場合に、再び数か月の節を空けなければなりません。流石にこれは笑い事ではすみません。これが逆のケースで次走で芝を使って結果が出なくても、ダート1800に使うならば続戦も可能です。

黙して見守るのでは後悔先に立たずと思い、クラブに電話をして初めて出資馬の使い方について自らの意見を述べたのですが、クラブの反応は「御意見は承りました。師にはその様な意見のあったことは伝えますが、結果を約束するものではありません。」と言う、ぶっちゃけ立て板に水な応対でした。そして、3/18の更新を見るとダートに使う方針に変更は無く、この意見は余裕でスルーされた模様です。

何より、電話の冒頭で「ローラーコースターの芝適性はクラブとして見限ったのでしょうか?」と確認した所、「芝の目も捨てていない」との回答でしたので、「それならば次は芝を使うのが正解でしょう」と理路整然に説明したのですが、そのロジックへの反論はないまま現在に至ったところが残念でなりません。こう言うところが、「グリーンファームは厩舎に丸投げ」と出資者に思わせるところかと思います。

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