2/10小倉3R:リナリアは6枠10番

2/10、小倉3R・未勝利(ダート1000)に愛馬リナリアが出走します。新馬戦を9着に敗れて以来、凡そ3ヶ月の立て直し期間を空けての2戦目になります。

問題は前走の総括が難しいところで、敗因がいま一つ明確になりません。力不足の面に疑いはありませんが、それ以外にも決して褒められない騎乗、二の脚が付かなかった序盤、4角出口の勝負所での不利、トモの嵌りの悪さ、1400Mが長い可能性、ダート適性の有無..etc、多数の問題が混在していて、何が主要因なのか切り分けが出来ません。そう言う意味で、本走は改めてリナリアの能力を分析する為のレースになるものと考えています。

正直、リーディング下位の鞍上が継続騎乗する点には不満を覚えますが、前走と比較する意味では、同じ鞍上からコメントを引き出すことに意味があるかもしれません。前走の最大の問題点は押し出したにも関わらずスピードに乗れなかった点にあり、この原因がトモの嵌りにあったと結論されています。このトモの嵌りが改善しているのか、見極めることが最重要です。

また、1400M戦で後れを取った本馬が1000Mで先行出来るとは考え難いのですが、もし先手を取るレースが出来たのであれば、「トモの状態に成長があった」と判断して良いと思います。ちなみに、1400Mが本馬には長かった印象はありませいたので、400Mの距離短縮は間違いなく良い方向に出ると思います。前走も直線で不利を受ける直前はハミを取って手応えのある走りを見せていましたから、1000Mは距離的には手頃かもしれません。

一方で、闘争心の不足の可能性に関しては、シャドーロールを装着することで改善が試みられる予定です。追い切りでは効果の見られたシャドーロールが本番でも効くことを期待したいと思います。

前走は勝馬に1.5秒差の9着でしたが、本レースのメンバレベルも低調であり、スピード指数的には人気上位と極端な差はありません。想定外が多重発生した新馬戦は参考外として本馬の能力を示すことが出来たならば、掲示板を確保する可能性は十分にあると思われます。1人気のメトゥスにしても未勝利戦を勝ち切るだけの能力は示せていません。

仕上がり途上にも関わらず本レースを選択した前提として、ここを叩いて中1週で使うことまでがワンセットの計画になっています。先ずは掲示板の確保を目標に、前走からの前進を確認させて欲しいところです。

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