1/6京都3R:リリーズブルームは先行策から僅差の4着

1/6、京都3R・未勝利(ダート1400牝)に愛馬リリーズブルームが出走しました。初来日のルメートルJを鞍上に、積極的な先行策を展開しましたが、結果は首の上げ下げの差で4着となりました。

前走から中2週の間隔で臨んだ本走の馬体重は+6kg増加して464kg。中間の調教が軽目であったこともありますが、馬格からすると本来の体重に近づいて来た印象です。少なくとも太目残りと言うことは無かったと思います。

苦手のスタートは概ね五分と言うか微妙に遅れたレベルでしたが、芝のエリアで鞍上が相当強力に追い出すと、ダートに入った所では3番手を確保。そこから走りがスムーズになり、内埒から3頭目を2番手のポジションで3角に進入。この段階では手応えも良く見えたのですが、4角を回る辺りから鞍上の手が忙しく動き出します。

4角のコーナーリングで少し遅れてしまい、直線では5番手に下がりましたが決して脚が止まったワケではありませんでした。映像では「じりじりと伸びて3着馬を交わしてゴール」と思ったのですが、写真判定の結果はハナ差の4着。もっとも、これは届かなかったのではなく、一旦は届いたけれども、首の上げ下げで運悪く4着と言う状況でした。

結果だけ見れば、前走の3着に対して4着ですから、前進の無い競馬の様にも思えますが、内容的にはこれまでと比較にならない価値のある結果だったと思います。何よりも大きいのは先行する競馬が出来たこと。鞍上の剛腕に頼った感はありますが、1400Mで先行ポジションが取れたことは、ダート馬として大きな意味を持っています。

更に、先行策を採ったにも関わらず、上り3Fは38.5を記録しており、これは前2走で控える競馬をしたときよりも速い時計です。また、馬場差が不明なので単純比較は出来ませんが、走破時計の1.26.6は自己ベストであり、日曜日の牡馬混合の未勝利戦の勝ち時計よりも速い数字です。
今回、先行策から最後まで脚を伸ばして競馬ができたことは、「初めて普通に競馬が出来た」ことを示しており、リリーズブルームが1段階成長できた証左と考えています。

一方で、次走への改善策を考えると、真っ先に感じたのは「1400Mでは序盤が本馬には忙しい」と言うこと。今回は多少強引に先行ポジションを奪いましたが、ここで脚を使ったことが最後に苦しくなったことに繋がった様に思えます。また、芝エリアでの走りがスピードに乗りきれていない感もあり、ダートスタートのコースを選びたいところです。

以上を考えると距離の延長策が浮上するのですが、実際、レース後の牧浦師からも「まあ距離がもてば1700mもありかなと思います。」のコメントが出されており、小倉ダート1700に向かう案も検討される模様です。

一方で、ルメートルJには可能な限り次走も手綱を任せたいのですが、ローカル戦になると難しいかもしれません。鞍上が確保出来るのであれば、1/27の京都ダート1400牝または1800牝に向かう選択肢もありかと思います。もし何れかを選択するのであれば、個人的には1800牝を使って欲しいと面ます。

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