DMM出資馬の近況 2023/12/20

DMM出資馬の近況 2023/12/20:グランベルナデット、ミスティックロア、シンハナーダ、ファイナルドリーム2022、ウァラネージュ2022


1.グランベルナデット

12/24のサンタクロースSへの出走を目標に、美浦TCにて調整が行われています。12/20、美南Wで最終追い切りを実施して、83.1-67.6-51.7-36.4-11.5(位置6,馬なり)を計時しています。一週前追い切りでは反応がイマイチとの評価でしたが、今日はメンコを取って臨んだことが功奏し、馬なりのままラストを11.5で上がっています。

大竹師のコメントからは「いい時の雰囲気が戻ってきた印象です。輸送は特に問題ないですし、阪神芝2000mは勝っている舞台なので自信を持って送り出せます。」のコメントが出されており、予定通り出走を迎えることが出来そうです。

秋の重賞2戦では能力を示すことが出来なかったことで、恐らく今走は人気を相当落とす筈です。是非、オッズの美味しい所で結果を出して欲しい所です。

2.ミスティックロア

12/14、栗東TCに帰厩。12/28の立志賞(中山・2勝クラス・ダート1800)への出走を目標にしていますが、12/20、疝痛を発症して今日の追い切りは見送られています。現在、馬自体は元気と言うことで、明日問題が無ければ騎乗運動を再開し、金曜日に追い切りを行こなえれば、そのままレースに向かうとのこと。反対に金曜日の追い切りを行うことが出来なければ、立志賞は見送ることになります。

今回は木曜日がレースの変則開催であることから、当初から最終追い切りは今週末に予定していたと思います。そう言う意味では水曜の追い切りが出来なかったことが必ずしも致命的になるワケではありません。厩舎に長く留めると気性が爆発する可能性のある本馬としては、年明けにスライドするなら短期放牧を挟んだ方が良いと思うので、そこまでスライドすべきか判断に悩むところです。

なお、本走の鞍上は坂井瑠星Jへの乗り代わりになります。坂井Jはミスティックロアのデビュー時から調教に乗っており、本番への騎乗も希望されていました。今走を無事に騎乗する運びとなれば、是非とも結果を出して欲しい所です。

3.シンハナーダ

騎乗運動を再開したところ、再び骨瘤の痛みが出てしまった本馬ですが、この中間は乗り運動を控えてWMを用いた運動が行われています。まだ痛みがあり、当面はWMのみの運動メニューになりますが、飼葉はシッカリと食べられていて、元気は戻っているとのこと。

4.ファイナルドリーム2022

ファンタストクラブ・木村牧場にて育成中。この中間は17秒ペースで乗られており、「左前と右トモに硬さを感じる」とのことですが、特に懸念には当たらない模様。本馬を視察された国枝師からは「歩様のいい動きそうな馬じゃないか」と、本仔を好評価されています。
また、牧場スタッフからは「このまま成長してくれたらかなり動けそうな感じがしますし、歩きの質や可動域はなかなかのものだと思います。」のコメントがあり、やはり本馬を評価されています。現在の馬体重は464kg。

5.ウァラネージュ2022

ファンタストクラブ・木村牧場にて育成中です。現在の馬体重は424kg。乗り込みを行いながらも馬体重が維持されている状況ですが、出来ればもう少し厚みを増しておきたいところです。牧場スタッフのコメントによれば、「トモがしっかりしてきましたし、坂路の走りも安定しています。前向きな面はコントロールできる範囲ですし、バランスが取れていて体幹がしっかりしています。」とのこと。能力的には15秒ペースも開始できそうですが、テンションを考慮して当面は控えられる模様です。確かに、強目を開始するよりも、今は成長を促したい気がします。

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