GF出資馬の近況 2023/12/20

GF出資馬の近況 2023/12/20:ローズボウル、アレグロモデラート、ダイヤモンドフジ、スマラグドス、ソウルアンドジャズ、サミアド、ナスノシベリウスの22、レディオブフィフティの22、レーヌジャルダンの22


1.ローズボウル

美浦TCにて在厩のまま調整を続けています。先週末からは坂路入りを再開しており、本日は新馬を相手に軽目の追い切りを実施しています。美南Wで87.5-70.5-54.6-39.3-25.0-12.0(位置9,強めに追う)を計時しています。

2.アレグロモデラート

12/20、美浦TCに帰厩しています。武井師のコメントに依れば次走の目標は愛知杯(小倉開催)を予定している模様。格上挑戦になりますので、先ずは出走頭数の見極めが必要です。恐らくは壇ノ浦Sとの重複登録を行い、愛知杯に漏れたらそちらに回る作戦と思います。

3.ダイヤモンドフジ

信楽牧場にて放牧が続けられています。予定通りであれば、先週末に15-15の強めを試している筈で、ここで問題が出ていなければ帰厩に向けて進められることになります。

4.スマラグドス

12/24のクリスマスエルフ賞(阪神・2勝クラス・ダート1800)への出走を目標に、在厩のまま調整が続けられています。12/20、栗東坂で最終追い切りを実施して、53.6-38.8-24.9-12.4(一杯に追う)を計時しています。西園師のコメントによれば「予定通り今週の阪神のレースに向かいます。追い切りの動きは上々ですしぜひ頑張って欲しいと思います。」とのこと。
なお、鞍上は前走で勝ち上がりを決めてくれた、田口Jが継続騎乗されます。特別戦となり、減量の恩恵は貰えませんが、手の内に入れたスマラグドスを前走の様に導いてくれることを期待します。

5.ソウルアンドジャズ

12/16、中京4R・未勝利(芝2000)に出走し、好時計で勝ち上がりを決めてくれました。レース後も脚元と馬体に問題は出ていないとのこと。武井師のコメントによれば「ポテンシャルは高いものの、馬体の完成度からすると、現状は広いコースで持続力を活かす競馬が向いていると思います。次走については、1回中京開催の大寒桜賞(芝2200)を考えています。」とのこと。

次走が3月後半と言うことから、外厩で時間を掛けて馬体の完成が図られる模様。皐月賞は視野に入れず、クラッシックディスタンスで勝負できる馬を目指すものと思われます。

6.サミアド

ケイツーSにて放牧が続けられています。この中間は厩舎内で曳運動が開始されており、患部に熱感や腫れは見られず、歩様も落ちいているとのこと。次回の定期検査の結果次第では、WM運動の開始も視野に入ります。

最新の駐立写真をみると、思った以上に緩んでいませんでした。このまま運動が再開出来れば、馬体を戻すための調整期間は案外と短くて済むかもしれません。

7.ナスノシベリウスの22

エクワインレーシングに育成中。夜間放牧を終えて11/20に育成厩舎へ移動しました。11/21、跨ってみたところ右前の歩様が再び乱れてしまい、乗り運動は中止されています。

牧場スタッフのコメントに依れば、放牧地では元気に運動して球節の痛みや腫れは見られませんでしたが、人が跨ると歩様に違和感を感じるとのこと。獣医師の指示により年内は乗り運動を行わず、軽めの常歩で様子を見ることになりました。

「健康状態は良好で、普段は痛みも歩様の乱れもない」とのことで、何とも原因の分からない状況ですが、獣医師さんの常駐するエクワインレーシングに預けられていることは不幸中の幸いであったと思いいます。

一方で、馬体重は449kgまで増加しています。「乗り込みを控えた分だけ太った」とも言えますが、ここは「運動を控えて成長を促した効果が出た」と、ポジティブに考えたいと思います。

8.レディオブフィフティの22

馴致期間を経て、12/11、社台Fの調教厩舎に入場をし、本格的な競争馬としての調整が開始されています。12/13の馬体重は532kgで、前回更新時(11/17)と比較して54Kgのダイエットに成功しました。正直、前回の586kgにはビビリましたが、真っ当な馬体重に絞れてくれて安堵しています。

牧場スタッフからは「見た目通りの力強い走りで、重く見えた体も強制運動を開始したことで動きやすい馬体に変化してきています。大型馬特有の緩さも無く、体幹がしっかりしていると騎乗者の評価も高かったようです。」の好コメントが出されています。

最新の駐立写真をみても太目感は感じられず、このまま順調に筋力アップを図って欲しいと思います。

9.レーヌジャルダンの22

社台Fにて育成中です。この中間も順調に育成が進捗しており、週4回坂路入りが行われています。今後は内1日を2本登坂行う様に進められる予定です。恐らくは社台Fの育成馬の中でもトップグループの進捗状況にあると思われます。

牧場スタッフからは「心身ともに順調に成長しており、以前より体付きも競走馬らしく筋肉質になってきました。3F51秒程の時計でも手応えは良好です。現状のレベルでは申し分ない動きを見せており、今後は走行フォームや体幹の強化といった面の課題を一つ一つクリアさせていきたいと思います。」の、最高レベルのコメントが出されています。

駐立写真をみても筋肉と脚の長さが目立ち、気性面の落ち着きを吹くめて中距離以上に適性のあることは間違いないと思われます。現在の馬体重は491kg。

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