11/18東京2R:スマイルコレクターは直線失速して11着

11/18、東京2R・未勝利(芝1600)に愛馬スマイルコレクターが出走しました。新馬戦で4着の結果を残し、前進の期待された本走でしたが、懸念された気性の不安が表面化して、11着に惨敗してしまいました。

本走の馬体重は増減無しの452kg。テレビ画面で見るパドックの状態は、手綱こそ短く持たれているものの一人で引けており、外周をキビキビと歩けて良い印象に見えました。しかし、その後の情報によると、戸崎Jが跨ったところからスイッチが入ってしまったとのこと。

五分のスタートを決めると、前走の反省も有って揉まれる競馬を避けて先行ポジションを取りに行きます。結果、外目3番手のポジションを確保しましたが、折り合ったと言う感じではなく、頭を高く上げて、口向きも悪い印象を受けました。

..とは言え、頭が高いのは追い切り時から見られた姿勢であり、後半は前傾姿勢になるものと期待したのですが、結局、最後まで調教時の走りは見られませんでした。3角~4角を3番手で回わり、直線で進路を確保すると前との差を詰めることを期待しましたが、結果は反対に失速してしまいました。

この失速の原因がはっきりとしないのですが、戸崎Jのコメントに依れば「口向きの悪さの影響もあるとは思いますが、一番の問題は走りが浮いてしまうところで、あの感じだとレースで鋭い脚は使えません。」とのことで、最後まで自分を見失って本来の走りが出来なかったものと思われます。

只、気性面の問題を棚上げにすれば、1000Mを57.8秒のハイペースに着き合ったことと、3角~4角を内埒から実質4頭目の位置で大回りしたことには留意しておく必要があります。200Mの距離延長に加えて、この距離ロスは無視できないものがあったと考えられます。

もっとも、「理想的なペースや位置取りで走ることの出来ないこと」自体が本馬の問題点であり、気性面の課題であることは間違いありません。この状況で競馬を続けても気性面を拗らせる可能性が高く、当面は心身の成長を促すように期間を空けるより無い様に思います。本馬の身体的な能力を信じるならば、春まで追い詰めずに過ごさせることが有用かもしれません。

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