YGG出資馬の近況 2023/10/19

YGG出資馬の近況 2023/10/19:ラインオブフェイト、ドライスタウト、トレブランシュ、レーヌドゥール、リリーズブルーム、リナリア、クリスタライズ


1.ラインオブフェイト

石井ファームにて放牧を続けています。この中間もマシン運動のみで、乗り運動は行われていません。新井師のコメントによれば「。一度緩めているので、競馬に向かうとなると2、3ヶ月は乗り込む必要があると思いますので、逆算して立ち上げて行きたいと思います。」とのこと。以前のコメント通り、年末を目標にするのであれば、逆算して乗り込みを開始する必要があり、この辺りの整合性が掴めません。

2.ドライスタウト

10/14、予定を前倒して栗東TCに帰厩しています。運動メニューはまだ軽めと言うこともあり、10/18、栗東坂で追い切って58.4-43.3-28.0-13.5の時計でした。目標の武蔵野Sまでにはあと3本追えますので、ジックリと仕上げれば良いと思います。

なお、武蔵野Sの鞍上は横山武史Jに乗り替わることが発表されました。牧浦師の「戸崎君が乗れないそうなので横山武史騎手で行かせて頂きます」のコメントから察するに、戸崎J側から乗り替わりの申し入れがあったと思われます。戸崎Jの判断要因は図れませんが、個人的には横山武史Jへの乗り替わりはウエルカムです。

3.トレブランシュ

森本Sにて調整が続けられています。蹄の打撲も漸く回復して、乗り込みが加速してきました。この中間は周回コース3000~3500の乗り込みですが、週末には坂路入りも再開される見込みです。本馬の場合、馬体が太すぎる状況には無いと思われ、仕上がりは比較的早い者と思います。

4.レーヌドゥール

きおりSにて放牧を続けています。この中間も坂路で軽めが乗られており、馬体の回復も順調そうです。飼葉もシッカリと食べられているとのことで、現在の馬体重は494kgの過去最高値まで増加しています。このまま細化に注意しつつ、入厩に繋げて欲しいと思います。

5.リリーズブルーム

来週の競馬に向けて、栗東TCで調整を続けています。10/18、鮫島良太Jを鞍上に栗CWで追い切りを実施して、69.8-54.2-38.9-12.0(位置5,馬なり)を計時しています。2歳未勝利馬の内から併せ、1.2秒追走して0.1秒先着を果たしており、ジョッキーが鞍上とは言え、状態は良さそうに思えます。

一方、具体的な目標レースは10/29の京都・未勝利(ダート1400)とする方針が示されました。追い切り時計を見る限り、恥ずかしくない競馬は出来ると思うのですが、鞍上をリファビリ明けの鮫島良太Jに依頼したと言う点で、陣営の本気度具合が疑問視されます。

6.リナリア

岩城Sにて調整が続けられていましたが、10/18、美浦TCに帰厩しています。ここからは競馬に向けて進めて行くことになりますが、デビュー時期は5回東京の後半か福島を想定しているとのこと。問題は距離適性で、アメリカンペイトリオッツ産駒なのでマイル以下が良さそうですが、馬体を見ると中距離までこなせそうにも見えます。

この辺りは伊坂師の判断に興味のあるところですが、先ずは来週の追い切りの時計に注目したいと思います。

7.クリスタライズ

笠松・後藤祐耶厩舎にて調整中です。ネクストスター笠松にて惨敗を喫しましたが、間隔を空けても相手関係は変わらないことから、使いながら競馬を教えて行くことになるようです。取り敢えず、「馬の好きな様に行かせる」or「控えて砂を被らせる」等の極端な競馬を試すことが検討されています。この辺りは数の使える地方競馬ならではと言えるでしょう。

10/19、具体的な目標レースを10/26の星月夜特別(ダート1400)とすることが決まりました。問題は本番で折り合いを欠くことに尽きますので、今回はコンプレッションフードを試して見るとのこと。好スタートを切れればそのまま出して、悪ければ無理に行かずに控える作戦になる様です。

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