出資馬の近況 2018/4/4

1.レーヌジャルダン

山元TCにて調整中。次走の予定が発表され、5/5の500万下(新潟・芝2000牝馬限定)、または5/12の石打特別(新潟・芝1800混合)を目標とするとのこと。降級直前で最もメンバーレベルが低下する時期の上に、ローカルの平場で距離も長い5/5のレース方が、メンバーレベルはより低くなると思われるので、高柳師が想定する本線はこちらではないかと思います。

ちなみに、5/5の芝2000は芝1800と同じ外回りの2ターンなので、何れも逃げ馬には不利な条件です。一方で、レースのペースは確実に芝2000の方がスローになり、上りの勝負になりますので、持続力が問われるレース展開に弱みの見えるレーヌジャルダンとしては1800よりは2000の方が適性がある様に思います。馬券を買う立場からすると、2列目で脚を溜めて直線で抜け出す展開を期待しますが、厩舎の作戦は前走と同じく「逃げ」を採るのか、注目したいところです。

2.アメリカンツイスト

3/31、中山ダート1200に出走し、後方から追い込んで3着を確保しました。レース後も脚元に問題は無く、先ずは一安心しています。陣営としては今回のレースで控える競馬が出来たことで、徐々に距離を伸ばして行くことが出来ると考えている様です。

アメリカンツイストはテンションが上がり易い傾向があるとのことで、陣営としてはこれを乗り越えられる様、競馬を教えて行くことを考えている様です。そう考えると、今回の後方待機策からの追い込みは厩舎の狙い通りだったのかもしれません。未勝利戦に勝った後の師のコメントに、「1200Mしか走れない馬にはしたくない」と言うものがあったのですが、この方針は今でも変わっていない模様です。

今後はテンションの上がり過ぎを避けるため、レース後は毎回間隔を開けて、リフレッシュを入れながら大事に使ってゆく方針を採るとのこと。先ずは一度山元TCに放牧に出した上で、次走は2回東京後半のダート1400を目標とする様です。

3.フォーチュンリング

歩様の乱れから、ノーザンファーム天栄にて長期の調整を続けて来ましたが、漸く「強めを乗っても症状が出なくなった」とのことで、4/3、美浦TCに帰厩しています。帰厩時の体重は462Kgで、前走時よりも+18Kgの体重増になります。これには成長分も含まれていると思いますが、レースまでにはここから絞って行く必要があると思います。その点で、復帰戦は5月中旬頃と予想していたのですが、厩舎からは4/21の未勝利戦(東京・芝1800)を目標とする旨、発表がありました。

これほど早期の復帰を果たせるのは正直言って嬉しい誤算でした。鞍上は前走と同じ大野騎手が既に手配済みであり、師のコメントでも「能力はあるので、良い状態で出られるように上手く調整していきたいと思います」と発言されていますから、十分な準備をして一戦必勝の体勢で復帰戦に臨んで貰えるものと信じています。

4.スターリーパレード

ノーザンファーム空港にて育成中。4月中旬に栗東TCに直接入厩する予定です。更新情報は特にありません。

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