グリーンファーム募集馬の近況フォロー(6回目)

グリーンファーム17年度募集馬の近況フォローの6回目です。(前回はこちら。)今回も、公式サイト情報を縦横に評価して、各馬の現在の状況を把握して行きたいと思います。募集馬に拠って情報の更新回数に違いがありますが、ここでは前回以降の情報は網羅して考えるものとします。なお、入厩により募集が締切となる募集馬が出て来ましたので、この募集馬近況フォローのシリーズは今回で終了にしたいと思います。

注1:各項目の印の意味は次の通りです。
  ◎:最高評価、○:高評価、△:プラス評価、-:評価なし、×:マイナス評価

注2:今回は駐立写真と動画の更新もされています。写真に付いてはコメントを記載しますが、多分に主観的なため、評価は敢えて無しとします。一方、動画に付いては自分には良否の判断が付かないため、特にコメントは行いません。

1601.アスティ(満口)

・社台Fで育成中。(-)
・左前のソエは収まったが、今度は右足にソエが発症。(×)
・騎乗運動は中止。トレッドミル+ウォーキングマシン調整。(×)
・症状が落ち着くまではこの調整で様子見する。(-)
・馬体重442Kg、3月初洵から±0Kg(×)

社台Fで育成中。左前のソエが収まって、漸く運動が再開できるとなった所で、今度は右前にソエが発生してしまいました。乗り運動の再開が延期になったことは、かなりの痛手です。駐立写真を見ても、前回から変わり身はなく、全体に筋肉の発達が見られません。遅生まれと言うこともありますが、まだまだ幼い印象を受けます。運動を控えていますので、せめて成長を促したいところですが、体重は先月から増えていません。状況的には姉達と同じく、遅いデビューを覚悟する必要がありそうです。

1602.アースビルボード(残50口未満)

・チェストナットFにて育成中。(-)
・キャンター3000M(16~20秒)。(-)
・乗り込みを進めて、再び体重が減少。(×)
・ムキになって走る。神経質な面がある。(×)
・馬体重430Kg、前回から-10Kg(×)

チェストナットファームにて育成中。前回から引き続き、キャンター3000Mのメニュー。ラップは若干アップしたものの、強めを乗るのはまだまだ先の印象です。調整の進捗状況としては遅いグループと判断せざるを得ません。毎回の更新で「ムキになって走る」のコメントがあるのが懸念事項で、気性面に課題があるのは間違い無さそうです。オルフェーヴル産駒なので、気性の難しさが良い方向に出ると良いのですが、現状ではプラス評価は出来ません。前回更新で大幅に増えた体重が、今回は半分戻ってしまったのも残念です。
一方で、駐立写真の姿は、変わらずに背中が短く、トモには幅があります。胴長短足気味に変化している様にも見え、適正は比較的短距離寄りかもしれません。

1603.ガーデンコンサート(満口)

・ノーザンF空港にて育成中。(-)
・週3回坂路入り。内2回は14~15秒。(○)
・中間にリフレッシュを入れた。(-)
・4月末~GW明けの移動を予定。(○)
・馬体がしっかりしている。一見、硬そうでも問題なし。(△)
・馬体重467Kg、前回から-3Kg(-)

ノーザンFにて育成中。週3回の坂路調教ですが、内2回が14秒台にアップしました。入厩前の調整メニューとしては進められる所まで進んだ印象です。体重も維持できており、入厩を待つ理由も特に無さそうです。前回は「梅雨明けに移動」の予定でしたが、今回は「遅くともGW空けの移動」に変わりました。概ね1か月の前倒しであり、至って順調な育成状況と言えます。不安箇所は特に見あたりません。
駐立写真は、トモの筋肉が一段増した印象です。背中は変らずに短く、脚長もあります。これならば短距離専門では無く、マイル+αの距離でもこなせる様に思えます。

1604.アーチザンバレット(受付中)

・社台Fにて育成中。(-)
・直線1本(14秒~15秒)+周回1200M(-)
・ワンペースな面があるが、メンタルは安定。(×)
・夏の北海道シリーズでデビューの計画。(-)
・早期移動に備えて馬運車に乗る練習も実施。(-)
・馬体重490Kg、前回から-6g(△)

社台Fにて育成中。前回から変わらず、直線1本を14秒~15秒のペースで乗り込まれています。順調と見ることも出来ますが、前回からラップが上がっていない点は気になる点で、14秒台後半から時計が伸びていない感じです。「ワンペースな面がある」のコメントはキレの無いことの裏返しとも取れますし、ダート馬であることを割り引いても、これは不安材料に見えます。夏競馬のデビューが想定されていますが、具体的な移動スケジュールは出ていません。函館or札幌への直接入厩を考えているのかもしれません。
駐立写真も目立った変化はありません。筋肉量の目立つ体つきで、特に前駆の筋肉が増したように感じますが、全体的にはまだ緩そうな体つきにも見えます。胴も脚も長めの姿勢と、スピードよりはパワー頼るタイプに見えることから、適正はダートの中距離になるような気がします。

1605.アルジェンタータ(受付中)

・社台Fにて育成中。(-)
・直線1本(2Fを13-13)+周回1200M(◎)
・調教中の動きが良く、メンタルも安定。(○)
・乗り込みつつ体重も増えたが、更に厚みが欲しい。(△)
・馬体重434Kg、前回から+8Kg(△)

社台Fにて育成中。前回から引き続き、直線コースで乗り込みが続けられています。2Fを13-13の27秒台で走れており、動きとしてはトップクラスの内容と言えます。課題の体重も乗り込みながら前回から8Kg増えており、十分とは言えませんが、良い方向に変化して来ています。1月末の体重が408Kgに対して2ヶ月半で+26Kgの体重増ですので、今後もこの流れを維持して欲しい所です。運動能力は非常に高い様に伺えますので、あとは厚みが増えてくれれば、有力な出資候補になってきます。
駐立写真を見ると、まだまだ小さい印象が拭えませんが、それでも若干トモ幅が広がり、その分だけ背中が短く見える様になりました。ハーツクライ産駒らしく脚が長く、距離はこなせると思います。さらに、薄目の体の作りと、メンタルの安定は、長い距離を走るために不可欠な要素と考えることが出来ます。

1606.クワドラード(受付中)

・ノーザンF空港にて育成中。(-)
・週3回×2本(15~16秒)のペースで坂路入り。(△)
・一時期、左前に疲れが出たが、既に回復した。(-)
・成長に合わせて進めている。(-)
・早いデビューは意識せずに、成長を優先する。(-)
・夏~秋にかけての移動が目標。(-)
・馬体重458Kg、前回から+9Kg(○)

ノーザンF空港にて育成中。一時的に左前に疲れが出たことから、ペースを緩めたが、現在は回復。引き続き坂路2本を15~16秒ペースで乗り込まれていますが、成長を優先してペースアップはされていません。着実に体重が増加傾向であることは、本仔にとっては何よりのプラスで、460Kg台も視野に入りました。この調子で更に厚みを増してくれると良いと思います。
駐立写真を見ると、前駆もトモも筋肉の張りが目立つ様になっており、良い方向に変化していると思います。胴長ですが脚も長いので、長い距離もこなせる様に思えます。姿勢の良さは変らないので、着実に厚みが増えつつあることで、総合評価も上がって来ます。

1607.レコルダーレ(受付中)

・社台Fにて育成中。(-)
・直線1本(2Fを14-13)+周回1200M(○)
・スピード感があり動きには文句が無い。(○)
・早い入厩も可能。1か月後には移動も。(△)
・体重をもう少し増やしたい。(-)
・馬体重428Kg、前回から+6g(-)

社台Fにて育成中。調整状況はかなり順調で、直線コースでラストの2Fを14-13で乗り込まれています。「動きの良さは文句なし」とのことですが、入厩前にもう少し体を大きくしておきたいところから、具体的な移動の話は1か月後の様子を見てからになりそうです。今回は+6Kgの体重増ですが、前回が-6Kgの現象でしたので、1月末の体重に戻ったに過ぎません。
一方で、駐立写真は相変わらず胸前が深くて目を惹きます。脚も長目でマイル+αの距離もこなせそう。只、強めの曲飛がキレに影響するか否かは気になるところです。

1608.プランタンヴェール(残100未満)

・社台Fにて育成中。(-)
・直線1本(2Fを15-13)+周回1200M(△)
・乗り込んで絞れてきたので、リフレッシュを入れる予定。(-)
・夏デビューを目指して乗り込みを強化してゆく。(-)
・馬体重494Kg、前回から-1Kg(-)

社台Fにて育成中。2Fを28秒台で走れており、調整状況は引き続き順調と言えますが、前回更新からラップタイムは上がっていません。むしろ、体が絞れてきたことから、一度リフレッシュをいれて、改めて体を膨らませたいとのこと。前回更新時の印象としては、4~5月の入厩もあるかと思いましたが、もう少し乗り込んで時計を上げて行く方向に方針が切り替わったかもしれません。
駐立写真を見ると明らかに腹回りが絞れた印象です。ただ、毛艶の問題なのか、冬毛が出ているのか、500Kg近い体重の割には何か寂しい身体つきにも見えます。この辺りが、「リフレッシュして再度ふくらませ直す」と言う話に繋がるのかもしれません。

※早期移動の可能性が示唆されたこともあり、残口が100口未満になっています。本仔は格安の募集なので、大口が入ると一気に残口が減る可能性があります。まだ様子見は可能と思いますが、出資を考えている人は、残口情報には常に注意を払った方が良さそうです。

1609.スターオブザナイル(満口)

・社台Fにて育成中。(-)
・右前膝の骨端炎は治まった。(-)
・直線1本(時計なし)+周回1200M(△)
・まだコースに入り始めたところで、無理はしない。(-)
・馬体重490Kg、前回から-5Kg(-)

社台Fにて育成中。右膝の骨端炎は完治し、直線コース入りを開始しました。但し、まだ無理は出来ない状況で、時計になる所は乗られていない模様です。故障明けの回復過程としてはポジティブに評価して良いのですが、横並びの進捗としてはこれからの挽回が求められます。
長い休養もあって、駐立写真は筋肉の発達も見られず、まだこれからの印象ですが、背中の短さ、飛節の角度、しっかりした首回り等は、個人的に好みで好印象です。

1610.ライクトゥシャイン(残100口未満)

・ノーザンF空港で育成中。(-)
・右トモに歩様の乱れがあり、具合を見ながらの調整。(×)
・3月中からトレッドミルを再開。ダクからキャンターへ移行。(-)
・馬体重461Kg、前回から+13Kg(-)

右トモの歩様の乱れが回復せず、一進一退の状況です。3月からトレッドミルを再開して、キャンターまで進んでおり、なんとかこのまま快方に向かって欲しいところです。
運動を休んでいることで、体重は一気に460Kg台まで増加してきました。ダート馬らしく体重が欲しい本仔としては、体重が増えるのはウエルカムですが、何処まで身になるのかは怪しいところです。
駐立写真は運動を休んできた割には、意外にすっきりとして見えます。胸前もトモも立派に見えますし、首もしっかりしています。脚は短目で、首も短く、胸前が深いところからすると、短い距離に適性がありそうに見えます。

1611.ハートビートダンス(残100口未満)

・ノーザンF空港にて育成中。(-)
・週2回×2本(16~17秒)のペースで坂路入り。(-)
・4~5週間隔で成長のためリフレッシュを挟む。(-)
・馬体重452Kg、前回から-12Kg(-)

成長を促しながら乗り込みを並行して続けています。坂路を週2回×2本(16~17秒)のペースですので、他の順調なノーザンファーム育成馬と比べると、やはりペースはスローです。一方で、馬体重は前回から-12Kgの452Kgで、2月に増えた分がキャンセルされてしまっており、年初の450Kg前後から増えていません。これを「乗り込みながら体重が維持できている」と見るのか、「リフレッシュを挟んでも成長に繋がっていない」と見るべきなのか、判断は難しいところです。
一方で駐立写真を見ると、確かに筋肉の量は増えている様に感じます。長い脚と緩い曲飛はハーツクライ産駒の特徴が良く出ていると思います。距離の適性は中距離と考えて良さそうです。

1612.サムシングジャスト(残50口未満)

・チャンピオンズF淡路にて育成中。(-)
・坂路2本15-15秒ペースの調整。(○)
・体を上手に使った、バランスの良い走り。(△)
・入厩に備えてゲート練習も並行して実施。(-)
・4月後半の入厩予定。4/13申込締め切り。(-)
・馬体重493Kg、前回から-10Kg。(○)

チャンビオンズF淡路にて調整中。入厩に備えて仕上げが進んでいる状況です。坂路のラスト2Fが15-15まで進んでいます。ノーザンF育成馬の坂路時計よりも少し遅いですが、これはトラックの違いもあるので、単純な比較は出来ないと思います。体重が前回から-10Kg減ったのは、乗り込みによって絞れたものと考えられるので、これはプラス評価出来ます。
駐立写真を見ると、牝馬ながら500Kg近い体重があるだけに、どっしりとした印象を受けます。ぱっと見では牡馬に見間違うかもしれません。体形的には若干短足気味で胸前は立派ですので、距離は短い方に適性がありそうです。

※本仔は4月末の入厩予定が決まり、応募は4/13までで締め切りとなります。これに合わせて、残口情報も50口を切っていますので、ここまで出資を様子見している方も、そろそろ決断をする必要がありそうです。

1613.レガーロブロッサム(満口)

・社台Fにて育成中。(-)
・直線1本×週3回(16秒?)+周回1200M(-)
・線が細く、無理せずに成長を促しながら進める。(-)
・すこし煩い面も見せ始めた。(-)
・馬体重446Kg、前回から+15Kg(○)

社台ファームにて育成中。成長を促すために、15秒台の再開はまだ実施されていません。この辺りは、同様にメニューを落としていたアルジェンタータと差が付いてしまった所です。但し、調教を控えた効果か、体重は446Kgまで増加しており、これは素直に評価できます。
駐立写真は筋肉のメリハリが少なく、前回と変わらず幼い印象を受けます。この辺りの改善は、調教メニューのアップを待つより無さそうです。

1614.スターリーパレード(満口)

・ノーザンF空港にて育成中。(-)
・週3回(14~15秒)のペースで坂路入り。(○)
・3月に一旦リフレッシュを入れた。(-)
・体勢が整い次第、移動する予定。(-)
・馬体重494Kg、前回から-10Kg(△)

ノーザンF空港にて育成中。4月中旬前後の入厩に向けて、14~15秒ペースでの坂路入りを再開しています。馬体重は-10Kg減って494Kgとなり、これは乗り込みによって絞れたものと、プラス評価します。
駐立写真をみると、明らかに体が締まった印象です。筋肉のメリハリも更に目立つ様になりました。脚は長くも短くも無く、標準的と思いますので、距離適性はマイル前後ではないかと思います。

1615.ファビュラスギフト(受付中)

・社台Fにて育成中。(-)
・直線1本(2Fを13-13)+周回1200M(◎)
・馬体がスッキリしてシャープになった。(△)
・とても素軽い動き。(△)
・4/9、グリーンウッドTに移動する。(-)
・阪神開催でデビューをさせたい。(△)
・馬体重456Kg、前回から+6Kg(△)

社台Fにて調整中。直線コースのラスト2Fを13秒台で乗り込まれており、トップクラスの調整状況です。4/9の移動が決定し、まずはグリーンウッドTへ移されます。その後、検疫の日程次第で入厩になる見込み。「阪神でのデビューを想定している」と言うことからすると、直ぐにでも入厩が決まってもおかしくない状況です。
駐立写真を見ると、トモの筋肉がしっかり付いてきた印象です。脚長も標準よりやや長い感じですので、マイルから中距離辺りに適性がありそうです。只、過去に気性面をケアするコメントがありましたので、距離が保つか否かはこの辺りの兼ね合いになりそうです。

※本仔は4/10以降に急遽入厩もありえる状況になりました。入厩の状況によっては募集が突然締め切られるパターンもありますので、本仔への出資を検討されている方は、ご注意下さい。

1616.ファストアズエバー(受付中)

・坂東牧場にて育成中。(-)
・坂路半マイル(15-15)✕週2回。(○)
・強めを開始しても元気一杯。(△)
・弾力性あるフットワーク。推進力あり。(△)
・このまま疲れが出なければ移動を検討。(-)
・乗り込んで体重が絞れた。(-)
・馬体重430Kg、前回から-4Kg(-)

唯一の坂東牧場調整馬であり、坂路コースの特性も不明なので、横との比較が出来ないのですが、時計は着実に詰まっています。ここから3Fを40秒まで上げるとのことなので、そこまで進めば入厩も具体化することになりそうです。
乗り込みが進むに連れて、一時期450Kg近かった体重が430Kgまで減ってしまったのが残念なところです。現在の体重を考えると、乗り込みながらも体重を増えて欲しいところです。
駐立写真を見ると、明らかな短足であり、前が勝っている体型ですので、短距離に適性があるのは間違いないでしょう。繋ぎがかなり寝て見えますので、痛めないか心配ですが、トラック適性は芝になると思います。

おわりに

ここに来て、移動の話がかなり具体化してきました。昨年と比較すると、2か月程度前倒しされている感じです。昨年の2歳馬の不振を憂慮して、今年はテコ入れがされていると言う噂も耳にしますので、実際にその通りになれば、早期デビューがかなり増えることになりそうです。育成状況としては社台ファームの直線コースのタイムがラップ13秒台に入るなど、例年より確実に早くなっています。

ここに来て募集状況にも動きが見られ、余裕の様子見は出来ない状況になってきましたが、自分の2016年産馬への出資計画は、多くてもあと1頭と決めています。その有力候補はプランタンヴェールとアルジェンタータの2頭で、先月まではプランタンヴェールが自分の中で上位だったのですが、最新の更新でこの序列が逆転しました。今はアルジェンタータが最有力出資候補になっています。

この評価を変更した理由の1つは、アルジェンタータにとって最大の不安材料であった体重が増えてきたことです。最新情報で体重は434Kgまで増えており、気づけばレコルダーレ、ファストアズエヴァー、アースビルボードなどの体重を逆転して来ました。しかも、これは13-13の強めを乗り込んでの馬体重であり、太目残りではないことがポイントです。

その一方で、プランタンヴェールの進捗状況が、少し停滞気味に感じられます。時計が詰まっていない点が気になりますし、なにより駐立写真が自分的にピンと来ませんでした。500Kg近い体重の割には、何か寂しさを感じるところがあり、少々絞られ過ぎた気もします。もし仮に、現時点でプランタンヴェールの募集が締め切りになるとしたら、アルジェンタータへの出資可能性を優先して、プランタンヴェールへの出資は見送ることになると思います。

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コメント

  1. SHIM より:

    mackyさん御無沙汰しております。
    先日アルジェンタータへの出資を決め、申込をしました。

    馬体の薄さや多産は、他の種牡馬に比べハーツクライ産駒ではそれ程気にしなくても
    良いと思えるデータもありましたし、最新の調教動画で見せてくれた負けん気の強さに
    期待を込めたいと思っています。
    また他のクラブも含め、短距離馬(と思われる)への出資が多い現状で、ある程度
    距離が持ちそうで、芝馬で在ろう点もポイントでした。

    もし御一緒出来れば光栄で心強いです。
    その際にはスターリーパレード共々宜しくお願いします。

    • macKy より:

      SHIMさま、

      御無沙汰しております。
      アルジェンタータへの出資決められていたのですね!改めて評価して、この仔は馬格以外は隙がないと思うのです。自分が重視する、厩舎、生産牧場、兄姉の実績、配合は何れも文句の付け所がありません。調教が積めないような虚弱体質はNGですが、その心配な無さそうですし、馬体が薄いのも中距離以上を走る面では必ずしもマイナス材料とはなりません。気性の問題は無さそうなので、距離がもつ可能性は高いと思います。ちなみに、全姉シルヴァーグレイスのデビューは3歳2月で438Kgですので、本仔もこれくらいのサイズにはなってくるものと思います。只、芝2000Mでデビューしながら、勝ち上がったのはダートの1000Mと言うのはちょっと気になりますが..。

      本仔でも御一緒出来た際は是非宜しくお願いしたいと思いますが、取り合えず自分は入厩直前まで様子見する予定です。あとは7月には出てくる今年の募集馬と天秤に掛けて、懐と相談して決めることになると思います。個人的に今年の募集馬にはウィングドウィールの17を筆頭に、出資意欲の沸く仔馬が複数出てくる可能性が高いと見ており、予算枠を多めに確保しておきたいと言う事情もあったりします。