DMM出資馬の近況 2023/10/11

DMM出資馬の近況 2023/10/11:グランベルナデット、ミスティックロア、シンハナーダ、スマイルコレクター


1.グランベルナデット

秋華賞への出走に向けて美浦TCで調整を続けています。10/11、美南Wで最終追切を実施して、86.4 69.7 52.7 37.9 11.3 (位置6, 馬なり)を計時しています。3頭併せの最後方から最内を追走して、0.3秒先着をしています。馬なり同士の併せ馬ですが、促されてから抜け出すまでの動きは鋭さを感じさせる内容でした。

大竹師のコメントに依れば「反応させるとスッと出ていく感じで、動きは良かったと思います。この後は明日は運動だけ、明後日は坂路に入って、前日に京都に輸送します。」とのこと。前走で期待を裏切った本馬ですが、使った分の上積みは期待できる状態の様です。

2.ミスティックロア

チャンピオンヒルズにて放牧を続けています。挫石から回復して乗り出しが進められて来ましたが、10/6、再び左の蹄に痛みが生じているとのこと。同じ個所に痛みが残っていたのであれば、まだ良いのですが、痛みの真因が別の所にあることが懸念されます。

牧場スタッフのコメントに依れば「今回は蹄以外のところも検査したいと考え、獣医師にしっかりチェックしてもらう予定です。挫跖がありましたが、今回はそれだけではなさそうな気がしますので、検査の結果を聞いてから今後の調教方針を決めたいと思います」とのこと。

3.シンハナーダ

ノーザンF天栄にて放牧を続けています。この中間も乗り込みが続けられており、骨瘤の生じた脚元もかなり固まってきたとのこと。歩様にも問題は出ていませんが、力みやすい面のあることから、走り方を矯正する必要があるとのこと。厩舎長のコメントに依れば「トモが使えない走りの中、気持ちは前に前にという感じで力んでしまい、首に痛みが出てきました。」とのこと。

気持ちが前に出てしまい前肢を主とした走りになっている状況を後輪駆動に変える必要があり、それにはバランスを起こす必要があるとのこと。馬体も成長過程であることから、それが固まる前に適性なバランスで走れる様に調教を積むことになります。

4.スマイルコレクター

美浦TCに帰厩して、デビュー戦に向けての調整が続けられています。10/5、美南Wで追い切りを実施して、69.7 54.3 39.5 11.9 (位置5,馬なり)を計時しています。序盤こそ頭を上げる場面がありましたが、直線は良いフォームで走れていたとのこと。

課題の銜に関しては引き続き調整が図られますが、動きそのものは良かったと言う陣営の評価でした。斎藤師のコメントに依れば「口向きのこともありますし、調教から乗れるジョッキーを探したいので、予定を延ばして10月28日の東京4R・牝馬限定の2歳新馬(芝1400m)を目標にしたいと思います。」とのこと。先ずは、誰が鞍上に手配されるのか、次の追切に注目をしたいと思います。

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