9/17中山4R:ソウルアンドジャズは右回りに戸惑って7着

9/17、中山4R・未勝利(芝1800)に愛馬ソウルアンドジャズが出走しました。デビュー戦は仕掛けの遅れから4着に敗れた本馬としては、競馬にも慣れた2戦目で前進が期待されましたが、結果は7着と逆に後退してしまいました。

まず、本日の馬体重は-2kg減った490kg。2ヶ月の放牧明けとしては、プラス体重で出て来て欲しいところですが、この辺りは今年の夏の暑さが影響しているのかもしれません。
一方で、本馬を直接競馬場で見るのは今回が初めてでしたが、パドックを周回する姿は落ち着きを見せており、緩さも感じさせない、好馬体に見えました。

パドックから松山Jが跨り、馬場入りすると時間を置かずに返し馬に入りました。この辺りは少し余裕のない感じにも見えましたが、決して暴れている訳では無く、寧ろ松山Jは「返し馬の感触が良く、これならと思っていた。」とのこと

レースは微妙に遅目の発馬でしたが、ゲートの苦手な本馬としては十分及第点だったと思います。スタート後は二の脚がついて、鞍上が軽く促す感じでポジションを取りに行きます。

1角に侵入する直前では2~3番手にまで押し上げましたが、ここで初めての右回りコーナーを外に膨らんでしまいます。結局ポジションを下げて、6番手からの競馬になりました。脚を使って前に出ただけに、これを無駄にしたのは痛かったと思います。

レースは1000Mを62秒の超スローで進みます。未勝利戦になって流れる競馬を期待した本馬には嬉しくない展開になりましたし、先行有利の形になったことは序盤をミスした本馬にはノーチャンスの状態になってしまいました。

3角~4角も6~7番手で回り、直線を向いた所で追い出しますが、ここで前の馬が膨らんで1度目の不利を受けます。さらに、加速し直したところで、先行馬がヨレて進路を塞ぐ2回目の不利を受け、この時点で鞍上は追うのを諦めてしまいました。

恐らく、この2回の不利がなければ、掲示板は確保できたと思いますが、「頭まで狙えたか?」と問われれば、そう言う形でもありませんでした。レースペースを考えると勝つためには3角手前から進出する必要があったと思いますが、馬が左に張ってしまうことで、コーナーで加速が出来ず、早目に上がって出ることが出来なかったと推察しています。

レース後の武井師からは「パドックや返し馬の雰囲気は良かったです。ただ、今回は道中で終始外に張り気味でしたので、他馬を少し気にしていたのかも知れません。」のコメントが出ています。単純に右回りが苦手と言うことでは無く、他馬を気にして外に張っていたと言うことになると、競馬に慣れて貰うより無さそうです。症状が酷ければ馬具に頼ることも必要ですが、今はその段階にはないと思います。

さらに武井師からは「4コーナーや直線で不利はありましたが、ここまで負けるとは思いませんでした。今後は外に張る面を矯正しつつ、次走に向けて再調整します。」のコメントがされています。恐らくは、ラストの直線は一杯に走っていない様に見えましたので、体力的な余力は十分あると思います。続戦は十分可能と考えれば、次走は直線が長くて広い東京で見て見たいと思います。ターン回数を減らしたいならば、新潟1800芝(外)も選択肢かもしれません。

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