12/14中山3R:ルヴァンヴェールは内容ある5着

12/14、中山3R・未勝利(ダート1200)に愛馬ルヴァンヴェールが出走し、5着となりました。掲示板を確保したとは言え、勝馬から1.2秒離されていますので、厳しい見方もあるかと思いますが、個人的には内容があったと評価しています。

まず馬体重は+4Kg増えての486Kg。在厩のまま調整を続けてきましたが、プラスで出てこられたのは良かったと思います。デビュー戦のパドックの様子が余りに酷かったので、普通にパドックを周回出来ているだけでも安心感はありました。😅

さて、ここからは今回のレースで自分が評価した点を確認して行きます。まず評価出来るのは、スタートが絶妙に良かったこと。もちろん枠入りが最後だったことが大きいのですが、それでも反応は一番だったと思います。

次に評価するのはスタート部分の芝の走り。デビュー戦の芝スタートが酷かっただけに、「芝がまるで駄目」と言う懸念があったのですが、今回の走りでそれは払拭することができました。少なくとも、芝で普通に走ることは出来ています。

そして、このレースの最大のポイントがテンの走りです。展望記事で書いた通り、自分が今回のレースで注目していたのは、「他馬に揉まれない大外枠を引いたことで、先行できるのか否か」でした。もし、この枠でも先行集団に取り付けない様であれば、絶対的なテンのスピード不足の可能性が生じたのですが、この懸念材料も今回で排除することが出来ました。1000Mが59.1の速いペースでしたが、3番手をキープしてレースをすることが出来ています。流石にハナを奪う所までは行きませんが、これは1200が本馬には忙し過ぎただけでしょう。

最終的に4角を5番手で周って直線を向いた所では、デビュー戦の様なキレ味を見せてくれることに期待したのですが、流石にペースが速すぎたのか、雪崩れ込む競馬になってしまいました。但し、速いペースにも止まらずに5着を守り切った点は評価して良いと思います。

このレースの展開を振り返ると、形的には前残りの競馬なのですが、このペースで先行して残った1~2着馬は相当強い競馬をしたと思います。なし崩し的に脚を使わされた他馬は成す術がありませんでした。そう言う意味では末脚よりも先行力と底力が必要なレースであり、厳しい展開の中でルヴァンヴェールも良く頑張ったと思います。Target補正タイムも「92」が出ていますので、時計も着実に上がって来ています。

そして、忘れてはいけないのが鞍上のコメントです。曰く、「終始集中しきれず、ハミも取ってくれなくて、まだ本気で走っていない感じでした。最後も息が切れていません。」とのことで、この厳しい展開のレースでも「本気で走っておらず、息も上がっていなかった」のであれば、本気で走りさえすれば未勝利勝は普通に見えてくる様に思えます。

詰まる所、本仔に必要なのは気性面の成長であり、「揉まれると他馬を恐れる面」や、「集中力の欠いた走りをする問題」を如何にして改善するかが今後の課題となってきます。出来れば、冬場のダート戦が多く組まれている中で使いながら競馬を教えて行きたいところしたが、レース後の情報更新にて「ソエの発症」が報告されてしまいました。「先ずはソエの治療を優先する」とのことで、残念ながら次走は春先まで待つことになってしまうかもしれません。治療の間に精神的な成長が進むことに期待しています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする