4/9中山7R:トレブランシュは2枠2番

4/9、中山7R・3歳1勝クラス(芝1200)に愛馬トレブランシュが出走します。5月末の葵S(G3)へのステップレースとして、ここを選択して来ました。これまで、レース間隔を空けて使ってきたトレブランシュですから、本走で勝ち切ることが出来なければ、葵Sの目標も白紙に戻ると考えられ、ここは何としても結果の欲しいレースです。

ここでポイントは枠番で、2枠2番は先行策が想定されるトレブランシュにとっては理想の枠を引けたと考えて良いと思います。只、気になるのは1人気の予想される同脚質のスピードオブライトが、より内の1番枠に入ったこと。

スピードオブライトの立場で考えると、最内枠で押し込められるのは絶対に避けたい筈ですから、スタートは絶対に出して行く筈です。ここで問題は、トレブランシュとスピードオブライトの何れが逃げる形になるかです。

枠番から考えれば、トレブランシュがスピードオブライトの外を2番手で追走する形が理想です。実際、この形になる可能性は十分に高いと思っていますが、問題はトレブランシュが持ち前のロケットスタートを決めて前に出てしまうケースです。このとき、鞍上が無理に抑えるのか、馬の気持ちに任せるのかが、本レースの見所になると思います。

また、互角のスタートを切った場合を考えても、テンの速さを考えるとトレブランシュが前に出る可能性の方が高いので、この場合に「溜め逃げ」が出来るのか、それとも「前走の様に暴走気味に突っ走ってしまう」のか、この辺りが調教の成果の見せ所でしょう。

只、ここで1つ留意しておきたいのは、下手に馬と喧嘩して抑え込むよりも、馬の気持ちを優先して行かせた方が結果が良い可能性です。その為に距離を短縮した訳でもあり、無理な抑え込みは下策であると考えています。単純な比較は出来ないのですが、前走(東京・芝1400)で暴走した際の6Fのタイムが68.8秒ですから、今回もこのペースで走れたならば、勝ち負けまで普通に見込めます。

泣いても笑っても、ここは一発勝負ですから、小細工を弄すこと無く本馬の力を出し切る競馬を期待しています。

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