GF出資馬の近況 2023/9/21

GF出資馬の近況 2023/9/21:ルヴァンヴェール、ローズボウル、ダイヤモンドフジ、スマラグドス、ソウルアンドジャズ、ビクトリーフォース、サミアド


1.ルヴァンヴェール

9/17、大井・爽籟賞(B2,ダート1400)に出走し、8着となりました。レース後の宗形師のコメントに依れば「今回は道中もスムーズに運べて直線に入りましたが、ジリジリとしか脚を伸ばせませんでした。ここまで入厩から試行錯誤しながら9戦しましたが、転厩初戦以外は全く結果を出せませんでした。」とのことで、今後を協議することになりました。

今走も「脚を溜めて末脚を伸ばす競馬を見て見たい」とのレース前コメントに対し、実態は出して行って馬群の中で競馬をしており、期待のレース内容とは違っていたことが残念です。只、地方転出後に9走して結果が出せず、6歳と言う年齢も考えれば、「今後の展望が持てない」と言われても止む無しかもしれません。

無償提供馬として募集され、2勝Cに上がる活躍をしてくれたルヴァンヴェールの成績は誇って良いものだと思います。そして何より、大きな故障もなく35走も走り抜いてくれたことには感謝の気持ちしかありません。本当にご苦労様でした。

2.ローズボウル

9/16、中山・松戸特別(2勝C・ダート2400)で秋の復帰戦に臨みましたが結果は9着と案外でした。明確な原因は不明ですが、そう言う意味では昨秋と同じく「夏季の休みボケ」の可能性が高そうです。

レース後も馬体と脚元に問題は出ておらず、林師のコメントに依れば「厩舎周りの軽い運動を見る限り、続戦可能だと思います。このまま東京1週目のダ2,100㍍特別に向けて、調整を進めていきます。」とのこと。具体的には10/9の昇仙峡特別(東京・ダート2100・ハンデ)が目標となります。

3.ダイヤモンドフジ

ドラゴンファームにて放牧中で、現在の運動メニューは周回コースと坂路1本(18-16ペース)で乗られています。場長のコメントに依れば「到着時はうるさいくらいのテンションでしたが、しばらくすると落ち着きが出てきて、今は以前と同じ雰囲気で調整を進めることが出来ています。」とのこと。

目標レースを新潟の芝1000~1200と予想すると、来週あたりが帰厩のタイミングになる筈です。

4.スマラグドス

グリーンウッドTにて放牧中です。現在の運動メニューは周回4000Mと坂路1本(17-17)で、今週からは15-15の強めが開始されているとのこと。現在の馬体重は481kgまで戻っており、遠からず帰厩することになるものと思います。

5.ソウルアンドジャズ

9/18の中山・未勝利(芝1800)に出走しましたが、気性的に幼い所を見せてしまい、結果は7着と期待には及びませんでした。

レース後も馬体と脚元には問題なく、武井師からは「まだ子供っぽさが残っていて、自身のポテンシャルをレースで上手く発揮出来ていません。現状は左廻りの方が良さそうなので、短期放牧を挟んで東京開催に向かいます。」とのコメントがされています。短期放牧の期間が読めませんが、次走は10月末頃と予想します。

6.ビクトリーフォース

山元TCにて放牧中です。この中間もWM調整に留められており、本格的な乗り出しは開始されていません。牧場スタッフのコメントに依れば「次走は5回中山目標と聞いていますので、精神面のリフレッシュを優先させてから調整を再開します。」とのこと。現在の馬体重は483kgまで回復していますが、もう少し大きくなっても良いかもしれません。

7.サミアド

美浦TCに在厩のまま、次走に向けて調整が続けられています。9月に入っても酷暑が続いており、暑気による疲労が出ている模様。竹内師のコメントに依れば「今週後半から気温も徐々に下がってくるみたいですので、馬も楽になってくると思います。現況は、東京開催1週目を目標に調整を進めています。」とのこと。

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