GF出資馬の近況 2023/9/6

GF出資馬の近況 2023/9/6:ルヴァンヴェール、ローズボウル、アレグロモデラート、ダイヤモンドフジ、スマラグドス、ソウルアンドジャズ、ビクトリーフォース、サミアド


1.ルヴァンヴェール

9/4、大井・サファイヤ賞(B2三・ダート1200)に出走して11着。末脚に賭けた勝負をしたいところが、脚抜けの良い湿ったダートになってしまい、更に前の馬が落馬するアクシデントも重なると、これは流石にノーカン。

2.ローズボウル

美浦TCに帰厩して調整を開始しています。9/6、美南Wにて帰厩後2本目の追い切りを実施し、86.2-68.6-53.7-39.2-25.4-12.4 (位置8,強めに追う)を計時しています。馬なりの新馬と併せ、0.4秒先行して0.2秒遅れていますが、調教で動かないのは本馬のデフォルトですから、気にしても意味はありません。

具体的な目標レースは来週の中山のダート2400かダート1800の何れかで、鞍上は武藤Jを予定しているとのこと。武藤Jが前回騎乗されたときは、中山ダート2400で2着に入っていることから、同じ2400が良い様な気がしますが、林師が以前より迷われていると言うことは、相手関係を見てから判断する考えなのかもしれません。

3.アレグロモデラート

今週の競馬に向けて、美浦TCにて調整を続けています。特別登録の時点では中山・白井特別と阪神・能勢特別の両方に重複登録をしていましたが、最終的に能勢特別を選ぶ方針が示されました。これは相手関係を見ての判断に拠るもので、白井特別がフルゲートに対して、能勢特別は6頭立てにまで減る可能性が出て来ています。これは、用意周到に重複登録をしておいた、陣営のファインプレーだと思います。また、鞍上に富田Jが継続騎乗出来る点もメリットになります。

9/6、美南Wで追い切りを実施して、87.0-68.8-53.2-38.5-24.8-12.1(位置8,馬なり)を計時しています。ハーツコンチェルトと併せて、1.1秒先行して0.1秒遅れていますが、今日は折り合い重視の内容から特に問題はありません。仕上がり状況は上々とのこと。

問題は阪神への長距離輸送ですが、こればかりはテンションが過度に上がらないことを祈るよりありません。可能ならば前日輸送が出来ると良いのですが..。

4.ダイヤモンドフジ

9/3、小倉・1勝クラス(芝1200)に出走して4着。これ以上ないメンバーレベルに恵まれたレースで、勝ち切ってしまいたいところでしたが、極端な外差しの馬場にやられた格好。本馬も、もっと外に出していれば勝ち負け出来ていたと思うだけに残念。

レース後も脚元に問題は出ていませんが、直近で芝1200の番組が関西ブロックに組まれていないことから、ここで一息入れることになりました。

5.スマラグドス

夏競馬を続けて使って来たことから、ここでリフレッシュの放牧を挟むことになりました。9/5、グリーンウッドTへの移動を完了しています。牧場スタッフのコメントによれば「到着後の馬体チェックでは、痛めているところや大きな疲れも無さそうで、一息入れてリフレッシュでき次第、徐々に調整を進めて行けそうです。」とのこと。現在の馬体重は460Kgですが、ダート馬として活躍を目指すのであれば、この機会にもう1回り成長を促したいところです。

6.ソウルアンドジャズ

8/18の中山・未勝利(芝1800)への出走を目標に美浦TCに帰厩して調整が行われています。9/6、帰厩後2本目の追い切りを実施して65.0-50.3-36.6-12.0(馬なり余力)の好時計を記録しています。古馬3勝の僚馬の内から併せて1.4秒追走して同入を果たしました。

武井師のコメントによれば「今日は前向き過ぎる面が見られ、前半ペースが流れていたものの、多少力みながら前の馬を追い掛けていました。コントロールは効いていますが、少しスタミナをロスしていたので、今後は折り合い面に注意していきます。」とのこと。姉兄を見ても、気性的にキツイ面を垣間見せる血統ですので、あまりスイッチを入れない様な調整を進めて貰えればと思います。

7.ビクトリーフォース

9/2、新潟・新馬戦(芝2000)でデビューして8着でした。二の脚を使って先行出来たところは評価出来るのですが、末脚のスピードでは明らかに劣ってしまう内容でした。レース後も脚元に問題は出ておらず、一旦、山元TCに戻して頭を高くしてしまうフォームの矯正を含めた体力強化を図る方針が決まっています。次走は中山・ダート1800を予定しており、牧場でシッカリと乗り込んでもらうとのこと。

8.サミアド

9/10の中山・新馬戦(ダート1800)でのデビューが確定しています。手綱は菅原明良Jに託されることが決まりました。

9/6、美南Wで最終追切を実施して、68.1-53.1-37.9-12.0(馬なり余力)を計時しています。菅原Jを鞍上に、古馬2勝の僚馬の内から併せて、0.5秒追走して0.2秒先着をしています。ラストの時計が12秒台に留まっていますが、追い切り映像を見る限り、相当余力を残して走っており、追えば時計は出たものと考えて間違いありません。内容自体は大変良い追い切りだったと思います。

竹内師からは「今日は右廻りでコーナーの捌きと直線での反応を確かめてもらいましたが、鞍上からは『まだ馬体に緩さが残っている分、コーナーでやや右に傾きましたが、直線はモタれる面も無くしっかり動けていました』と、好感触でした。」の上々なコメントが出されています。

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