9/14中山6R:ルヴァンヴェールは追い上げるも4着

9/14、中山6R・新馬戦(ダート1200)に愛馬ルヴァンヴェールが出走しました。

新潟最終週を除外され、2週スライドしてのデビュー戦となったことで仕上がり状態が気になる所でしたが、馬体重は486Kgでの出走となりました。8/22時点での馬体重が495Kgでしたので、取り敢えず状態は維持できていたものと思います。

只、スライドとの関係では無いと思いますが、パドックを周回する姿は目を覆いたくなる様な馬っ気全開モード。今日は秘かに「やってくれるのではないか」と期待していた気持ちが急速に冷める思いがしました..。😱

一方で、馬体の方はそれなりに無駄肉の無い印象でした。但し、筋肉の張りが目立つと言う程でもなく、まだまだ成長途上な印象でした。

騎乗命令が掛かって、武藤騎手が跨ったところで大分と落ち着きを取り戻し、この時点で馬っ気の方はなんとか収まりました。馬場入場後は鞍上が時間を掛けて埒沿いを歩かせた後、反転して返し馬に入って行きました。

今回は芝スタートのコースでしたが、スタートは無難に決めることが出来ました。「二の脚が使える」と言う情報もあったことから、そのまま先行集団に取り付けるものと思ったのですが、ダートに入った辺りから遅れだして結局2番手集団の7番手からの競馬となりました。
この部分について、自分は芝の部分の走りは良かったものと見ていたのですが、レース後の鞍上のコメントによると「芝スタートでダッシュがつかず、砂を被りポジションが悪くなりました。」とのことで、芝のエリアでスピードに乗りきれなかったことが問題の本質だった様です。

レースはこのまま4角を7番手で回り、ラスト200Mで鞭が入るも進んで行かず、8番手にも落ちそうな状況となりました。この時点で完全に終わった感の漂うガッカリモードだったのですが、ラスト100M手前で外に持ち出された瞬間から走りが一変しました。自分はカメラのファインダー越しに緑の勝負服を追いかけていたのですが、あれよあれよと前の馬を追い抜いて行きます。「これ、もしかして掲示板確保したんじゃね?」と思った所、結果はなんと4着。この辺りのシーンが公式映像には全く映っていませんので、テレビ観戦の方はゴール前に突然現した姿に、驚かれたのではないかと想像します。

今回は前半と最後が全く違う走りになっており、なんとも評価の難しいレースになってしまいました。時計的には勝ち馬との差が1.3秒もありますから、ラストの走りだけで安心できるものではありませんが、脚を余らせた状況ですし、そもそもまともな競馬はラスト100Mしかしてません。修正の余地は多分にあると考えて良いでしょう。

現時点で「末脚がキレるタイプ」とは判断できませんが、「何故に突然ギアが変わったのか?」この理由の解明が先ずは必要になると思います。また、少なくとも「ダート適性のあること」は確認が出来ましたので、次走は砂スタートのコースを選び、序盤が忙しくならない様に、距離を少し伸ばしてみたい気がします。

そう言う点では、権利を確保したことも踏まえて、4週後の東京にあるダート1300または1400の番組を試して欲しいのですが、どうやら陣営は短期放牧を挟む方針の様です。今走の内容は実質的にラストだけの競馬でしたから、馬体へのダメージは小さいものと思われるのですが、ここで大事をとる理由は気性面にあるような気がします。

他のニュースから拾ったレース後の鞍上のコメントの中に「気難しい面がありますが、競馬に行くと思いのほかそういう面は出しませんでした。」とありましたので、レース前の馬っ気も含めて気性的には危ういタイプなのかもしれません。そして、これに関しては今回写真を撮っていて気付いたのですが、確かに本仔は三白眼で少々狂気を感じる顔立ちをしています。下手に気性を拗らせない方が安全と言う判断かもしれません..。😅

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