GF出資馬の近況 2022/7/8

1.ジュエルアズギフト

チャンピオンズヒルズにて調整を続けています。現在のメニューは周回コース3000Mと週2本の坂路を15-15ペースで乗られています。前回更新からの違いは坂路のペースが少しアップした程度ですが、内容的には前回が一杯一杯であったのに対し、今回はよく動ける所まで良化しているとのこと。

一方で、これから暑い日が続くなかでペースアップを図るよりも、当面は15秒ペースで乗り込んで体力強化に取り組んだ方が有用との判断がされています。牧場スタッフのコメントによれば「現状でも問題なく動けていますので、移動までには13秒ペース位まで伸ばしていくつもりです。」とのこと。入厩こそ遅れますが、チャンピオンズヒルズの坂路で13秒台に進めていれば、栗東TCの坂路も余裕でこなせる筈なので、秋のデビューは手堅そうです。

また、北海道で調整した頃は「喰いが細い」と言われ続けた本仔ですが、チャンピオンズヒルズの食事が口に合うのか、調教が進んでも飼葉を完食出来ている様で、成長を感じるところです。現在の馬体重は484Kgまで増加しており、秋にかけて500Kgを超えて来るかもしれません。

2.スズナミ

未勝利脱出を賭けた8/20の新潟・芝2400への出走を目標に、山元TCにて調整中です。7/6には騎乗運動を再開しています。牧場スタッフのコメントに依れば「今回は見た目にも馬体が細く映りましたので、長距離戦を連戦した疲労が残っていたのかもしれません。現在は馬体重が420㌔まで回復しましたので、もう10㌔前後膨らましてから帰厩させます。」とのこと。前回の放牧時の体重が428Kgでしたので、これよりも上積みして戻して頂ければと思います。

3.ダイヤモンドフジ

未勝利脱出を賭けて、7/3の函館・未勝利(芝1200)に出走しましたが、期待に反して10着に沈んでしまいました。レース後の脚元に問題はないものの、左前にソエが出かかっているとの情報もあり、ウッドコースの無い函館で調整するよりも、一旦、栗東に戻した上で放牧に出し、8月の小倉に向かう方針が示されています。7/7には栗東TCに戻りっており、7/9には近郊のボンシャンス牧場に放牧に出る予定です。

8月の小倉は4週連続で未勝利(芝1200)の番組が組まれており、節から予想すると初週から出走できるチャンスがありそうです。状況的にはあと2走のチャンスがあると考えられ、ここは何としても結果の欲しいところです。

4.ルヴァンヴェール

ケーツーSにてリフレッシュ放牧を続けています。現在の運動メニューは3000Mの周回コースを18秒ペースで乗られており、坂路では15-15が開始されています。牧場スタッフのコメントによれば「まだ、暑さが厳しいので長めからは乗っていませんが、心肺機能を下げないよう強めを取り入れています。」とのこと。現在の馬体重は510Kgまで増加しており、秋を見据えて徐々に絞ってゆくことになりそうです。

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