GF出資馬の近況 2023/8/16

GF出資馬の近況 2023/8/16:ルヴァンヴェール、ダイヤモンドフジ、スマラグドス、ビクトリーフォース、サミアド


1.ルヴァンヴェール

8/16、大井9R・ペリドット賞(B2B3・ダート1400)に出走して7着でした。揉まれる展開になると競馬が形にならない本馬ですが、現級ではハナを取り切るスピードも足りないことから、ゲートから出して行かずに直線で脚を使う競馬を選択しています。

結果的に末脚は使えましたが、前も止まらない馬場状態でもあり、7着となりましたが、もう少し時計の掛かる馬場になれば前進は見込めそうです。出来れば大外枠を引きたいのですが、なかなか上手くは行きません。数を使って行く間に、チャンスが訪れるのを待つより無さそうです。

2.ダイヤモンドフジ

8/12の小倉・1勝クラス(芝1200)に出走して3着に入りました。中央復帰初戦にして見事な入着を飾ることが出来ました。レース後も脚元には問題は出ていないとのことで、続戦する方針が示されています。具体的には9/2の同条件に向かうとのこと。

宮本師のコメントに依れば「復帰戦としては上々の走りを見せてくれました。国分恭介騎手からは『周りを気にするところがあった』という話がありましたので、次はブリンカーを試してみます。」とのこと。ブリンカーの着用で一定の前進が見られれば、次走で勝ち負けまで見込めると思います。

3.スマラグドス

栗東TCにて調整を続けています。この中間も変わりはなく、8/27の小倉・1勝クラス(ダート1700)が目標になります。なお、鞍上には直近2走で結果を出している、田口Jの継続騎乗が確定しています。右回りは問題ない筈ですので、前走と同じ様に囲まれない競馬をすることが出来れば、チャンスは大きいと思います。

4.ビクトリーフォース

美浦TCにてデビュー戦に向けての調整が続けられています。8/16、美南Wで2本目の追い切りを実施して、87.9-69.7-53.4-38.7-24.5-12.0(位置8,強めに追う)を計時しています。5Fの時計が目立たないのは入りのラップが遅いためで、現時点では気にする必要は無さそうです。クラブの先輩セブンリーチの内から併せて、0.5秒追走して先着を果たしており、先週と比較して良化が確認できる感触です。

林師のコメントに依れば「先週よりもコースに慣れたみたいで、全体時計や動きが良くなっています。入厩後の飼い喰いも安定し、大きい馬場でしっかりと負荷を掛ける事が出来ています。」とのこと。予定通り、9/2の新潟・新馬戦(芝2000)に向かう予定です。

5.サミアド

デビュー戦に向けて、美浦TCにて調整を続けています。8/16、美南Wで2本目の追い切りを実施して、89.3-69.4-53.2-38.4-24.6-11.7(位置7,馬なり)を計時しています。3歳未勝利のユイノシノビアシとの外から併せて、1.5秒先行して同入をしています。全体時計が目立たないのは入りの2Fのラップが遅いためなので、懸念の必要はありません。前半を抑えてラストが11.7ですので、まずまずの時計かと思います。

竹内師のコメントに依れば「今日も手応え良く走れていましたが、直線で外の馬が遅れると、馬のいない右側へモタれたりして、ハミに頼るようなところが見られました。フットワークや息遣いは良くなっていますので、ハミ受け等を注意しながら調整を進めていきます。」とのこと。デビュー戦の舞台には中山1週目のダート1800が予定されています。

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