8/5、新潟8R・１勝クラス（ダート1800）に愛馬スマラグドスが出走します。新馬戦を勝利で飾った後、見所の無い競馬を続けて来た本馬ですが、漸く前走の初ダートで変わり身を感じさせるレースをすることが出来ました。
本馬の問題点は調教では駆けるのに、本番ではそれが出せないことにあり、その原因はメンタルにあると考えられます。恐らくは２走目でタックルを受けたことがトラウマとなり馬群を極度に恐れる状況にあり、後方から競られるとポジションを下げてしまう悪癖が付いてしまいました。
この問題は前走でも変わりませんでしたが、光明を見出したのはラストの直線を最後方から５着まで押し上げたこと。この末脚が使えるのであれば、前走より中盤を上手く乗ることで、勝ち負けまで持ち込める可能性が見えて来ます。
重要なことは馬群に入れずに中段で我慢して競馬をさせることにあり、その点で今回の13/15番枠は好枠となります。外枠の速い２頭を先に行かせてしまい、大外中段を自分のペースで回って来ることが理想の展開です。そして、ラストの直線で前回同様の末脚を繰り出すことが出来れば、勝ち負けまで持ち込める計算が成り立ちます。
特に、今週の新潟ダートは降雨がなくパサパサの状態との情報があり、前走以上に追い込み馬に有利に働くことが期待できます。恐らく本レースも人気はありませんから、ノーマークでレースは出来る筈です。前走の様な目の覚める末脚を繰り出して、穴を空けてくれることを期待します。