GF出資馬の近況 2023/7/13

GF出資馬の近況 2023/7/13:ルヴァンヴェール、ローズボウル、アレグロモデラート、ダイヤモンドフジ、スマラグドス、ジュエルアズギフト、ソウルアンドジャズ


1.ルヴァンヴェール

7/13、大井10R・デネブ賞(B2二・ダート1400)に出走し7着でした。宗形師のコメントに依れば「今日はテンに速い馬が揃っていたので、展開面は厳しかったです。そのような中でも、直線で外に持ち出してからの伸びは収穫でした。」とのこと。

確かに、前半を控えたとは言え、末脚の伸びには久しぶりに見所がありましたので、前半の展開と枠番に恵まれれば、ワンチャンありそうな気がします。そして何より、地方に移籍して5月~6月に隔週で出走を果たしているところには、本当に頭が下がります。これだけ数がこなせていれば、何れはチャンスが巡って来てくれる筈です。

2.ローズボウル

北海道・社台Fにて静養中です。6/12から馬場入りを再開したとのことで、現在は坂路調教も行われています。牧場スタッフのコメントに依れば「坂路では現状3ハロン54秒までのゆったりとしたキャンターを消化させており、目標の9月中山から逆算してペースを上げていく予定です。」とのこと。昨年よりも秋の始動予定が早いので、特に精神面を緩め過ぎずに上手に調整して欲しいと思います。

3.アレグロモデラート

7/15の函館・かもめ島特別(芝1800牝)への出走が確定しました。7/12、本番でも手綱を取られる富田Jが跨って、ウッドでの追い切りを実施し、70.7-54.7-40.3-13.0(馬なり)を計時しています。武井師のコメントに依れば「道中は集中した走りで身体を大きく使い、終いは馬なりのままいつでも反応できる手応えで、終始良い動きが出来ていました。道中の息遣いや息の入りも良く、前走以上の状態になっていると思います。」とのこと。

一方、富田Jからも「折り合い面の心配はなく、リズム良く走れていました。」のコメントがされており、気性的に折り合いの欠くレースを続けていた本馬としては、良い状態で調整が進められている感触です。

滞在競馬が本馬には大きなプラスになる予感がしており、相手関係は厳しいですが、何とか掲示板を確保して北海道での連戦を実現して欲しいと思います

4.ダイヤモンドフジ

地方競馬から復帰を果たし、ドラゴンファームにて調整が続けられています。現在の運動メニューは坂路15-14まで進められており、場長からは「良い動きを見せており、良い状態で送り出せそうです。」のコメントがされています。現在の馬体重は450kgで、7/14の検疫で栗東TCに入厩する予定です。目標レースは8/12の小倉・1勝クラス(芝1200)とのこと。

5.スマラグドス

7/15、中京・1勝クラス(ダート1800)に-3kg減の田口Jで出走します。7/12、最終追切を始めて坂路で実施して、53.6-39.1-24.6-11.8(一杯に追う)を計時しています。

今回は初のダート替わりを試すレースで、調整方法から減量騎手の起用まで、作戦的に大きな変更が図られています。ぶっちゃけ、メンバーレベルの極めて高いレースになってしまい、厳しい状況が予想されますが、今走に関してはダート適性を測ることが出来れば、先ずは十分と考えています。展開的には外枠を引いて砂を被らず先行する形が理想で、可能ならば逃げてしまい、-3kgを活かして何処まで行けるか試して欲しいと思います。

6.ジュエルアズギフト

キャニオンファーム土山に長らく放置されていましたが、7/14の検疫で栗東TCに帰厩することが決まりました。正直、未勝利戦はあと1走が限界なので、条件変わりを含めた工夫を期待したいところでしたが、目標レースは新潟か小倉の芝1200とのこと。正直、本馬に対する牧浦師の一連の対応には失望が隠せません。

7.ソウルアンドジャズ

7/23の中京・新馬(芝2000)への出走を目標に美浦TCで調整が続けられています。7/12、美南Wで追い切りを実施して、80.5-65.0-50.6-36.8-11.9(馬なり余力)を計時しています。馬場の内目を通過した結果なので、全体時計は割り引いてみる必要があるのですが、それでも80.5-65.0はこの日の美南Wの一番時計であり、相当な好時計であることに間違いはありません。

但し、3頭併せで新馬の僚馬を最後まで捉え切れなかったところは末脚のキレに甘さのある予感がします。もっとも、末脚が思ったほどキレないのは兄姉と同じとも言えますので、この辺りを判っている松山Jに全てを任せたいと思います。

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