GF出資馬の近況 2022/4/27

1.ルヴァンヴェール

5/8の新潟・1勝クラス(ダート1200)への出走を目標に、美浦TCで調整を続けています。4/27には美南坂で追い切りを実施して54.4-38.2-24.8-12.5を計時しています。全体時計が比較的掛かった点については、入りの1Fが16.2と遅かったことが原因なので、然して気にする必要は無さそうです。加速ラップになっていない点についても、ラストが甘いのは何時もの通りなので、ある意味で変わりなしと考えて良いでしょう。

竹内師のコメントに依れば「先週末から調教ピッチを上げ、今朝は坂路で追い切りました。仕掛けてからの反応がややモタつきましたが、最後まで集中力を切らさず走り切れていました。」とのことで、予定通り来週のレースに向かう予定です。ここで気になるのは鞍上の確保で、3走続けて手綱を預けている菅原Jが継続騎乗できることを願っています。

2.ローズボウル

今週4/30の東京・2勝クラス(ダート2100)への出走を目標に、美浦TCにて調整が続けられています。得意とする東京ダート2100に戻って来て、ここは勝負気配となる1戦ですが、注目の鞍上にはダミアン・レーン騎手が確保されていることが明らかにされました。

正直な思いとして、これまでのローズボウルは鞍上に恵まれない中でも8戦連続馬券内と言う結果を出し続けて来た経緯があり、ここで一気に世界レベルの鞍上が手綱を取ってくれることで、1皮も2皮も剥けた走りが期待できると思います。これ程までの準備を整えて貰えたならば、狙うは勝利しかありません。ここは確実に結果を出して、レーンJの日本滞在期間中にオープン入りまで導いて貰えることまで期待しています。

3.アレグロモデラート

美浦TCに在厩のまま、フレグモーネの治療に当たっています。4/27、武井師のコメントに依れば「抗生剤を止めてからも左後肢の痛みは安定し、先週末から運動時間を60分に延ばしています。近日中にノーザンファーム天栄経由で空港牧場に移動予定です。」とのこと。

取り敢えず移動に耐えられる状態まで回復出来たことは安堵する所ですが、一方で、想像以上に状態が悪かったことに驚いています。恐らくは夏の暑い時期を北海道で静養することになると思いますが、能力の高い競争馬であることは疑いなく、ここは完全に治療して秋の競馬に戻って来て貰えることを祈ります。

4.スズナミ

4/24、東京・未勝利(芝2400)に出走しましたが、鞍上の消極的な騎乗もあって、特段の収穫の無い1戦になってしまいました。4/27、林師のコメントに依れば「レース後の脚もとや馬体に気になる箇所はありませんが、食欲は落ち気味です。厩舎周りで歩様を確認し、週末に山元TCへ放牧に出します。先ずは馬体回復を優先してもらいます。」とのこと。

ローテーション的には5月末の東京・芝2400に戻る必要があり、放牧に出すとしても2週間程度で戻す必要がありそうです。

5.ダイヤモンドフジ

復帰戦に向けて、栗東TCにて調整を続けています。4/27、栗CWで追い切りを実施して、82.5-66.5-52.0-37.8-24.3-12.3(位置5,一杯に追う)を計時しています。3歳オープン馬のボルドグフーシュの内から0.8秒先行して1.1秒遅れており、オープン馬との力の差を見せつけられた状況はありますが、故障上がりの未勝利馬の時計としてみれば、そこそこの時計が出ていると思います。

宮本師のコメントに依れば「併せ馬で6ハロン82秒5、ラスト12秒3を計時し、最後までしっかりと動けていたと思います。この感じなら来週には態勢が整うと思いますので、新潟1週目の芝1200mに向かうことにします。」とのことで、新潟開幕に向かうことになりました。先行有利のコースなので、ゲートを無難に出ることが出来るか否かがレースの鍵となりそうです。

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