DMM出資馬の近況 2023/6/15：スマイルコレクター、シンハナーダ
１．スマイルコレクター
社台Ｆにて育成が続けられています。先々週に負傷した左前の傷腫れは収まった模様で、現在は16秒ペースまで運動が再開されています。気性面の不安の大きい本仔ですが、「かなり我慢が効く様になってきた」とのこと。
一方で、周回コースでは力みが強く、適切なフォームで走ることが出来ていない模様で、馬具を変えながら走りを矯正しているとのこと。当面は、移動を急ぐよりも「走りを固める」ことを優先して、お盆くらいまでは北海道で調整を続ける方針が示されています。
２．シンハナーダ
栗東TCに入厩して調整が行われています。環境変化に不安の有った本仔ですが、案ずるより産むが易しと言えば良いのか、トレセンに入って見ると、見違えるような優等生に変貌してくれました。この状況を受け、予定を１週間前倒してゲート試験を受験したところ、１発合格を決めてくれました。ぶっちゃけ、ゲート試験が本仔の難関だと考えていましたので、ここまでアッサリと通過してくれるとは良い方で想定外でした。
この結果を受けて、国枝師からは「福島開催の最終週くらいでデビューを目指せるのではないかと思います。」のコメントが出されています。在厩のまま競馬に向かう方針が示されましたので、先ずは来週の追い切りの時計に注目をしたいと思います。