2/16小倉3R:アルジェンタータはスタートで躓いて6着

2/16、愛馬アルジェンタータが小倉3R・未勝利(芝2000牝)に出走しました。満を持しての小倉遠征でしたが、スタートのミスからレースプランが崩れてしまい6着に沈んでしまいました。

まず当日の馬体重は前走から-2Kgの420Kg。滞在効果によって長距離移動の影響もなく、420Kg台をキープして出走することが出来ました。パドックの様子はグリーンチャンネルで僅かな時間しか映されず詳細は不明でしたが、なんとなく元気が無いと言うか気合が足りないように見えました。

レースは外目の7枠13番からの発走で、先行するためにはスタートを決める必要がありましたが、発走直後によろけたのかゲート右側のポストに思い切りぶつかってしまいました。馬場開放の時に実際にゲートをくぐった経験がありますが、ゲートの幅は人間の感覚でも結構狭く、スタートして直後に右のポストに衝突すると言うのは如何にも不思議な気がします。只、2走目の新潟でもスタート直後に右によろけて行き脚が付かなかった過去がありますので、スタートに課題を抱えているのかもしれません。

結局レースは二の脚も付かずに後方14番手からの競馬となりました。丸田騎手のコメントによると「ゲートから、先行させるつもりでしたが、今日はゲートから出ずに後方となりました。」とのことなので、後方からの競馬になったことは陣営の作戦とは違ってしまったことが判ります。

そしてここからは想像なのですが、スタートでミスして先行策が取れなくなった時点で、鞍上は目標を掲示板狙いに切り替えたのではないかと思います。..と言うのも、レースでダメージを受けずに掲示板を確保出来れば、最終週の小倉で開催される同条件の番組に再走することが可能です。
馬のコンディション自体は良く、相手関係も緩かったことから、掲示板の確保は容易と考えた可能性は高く、それが故にレース後の鞍上のコメントで「まさか掲示板を外すとは思わなかった」の趣旨のコメントが出たものと想像します。

言い換えれば、「普通に掲示板は確保できる」との思いが「安全に後方待機から大外分回ししたものの、スローペースで前が止まらなかった」と言うレース結果につながったものと想像します。ここで顕著なのは4着に入ったアラスカとのラインどりの差です。何れも後方からの競馬でしたが、3角からロングスパートして外を回したアルジェンタータに対して、内目を上手に捌いたアラスカは、結局4角出口では並んでしまいました。こうなると無理をした分だけ直線でアルジェンタータが遅れたのは必然と言えます。上り3Fが35.7秒で0.1秒差の2位の脚は使えているにも関わらず、距離ロスも含めて掲示板を外す結果となったことは、鞍上の技量不足と論ずるしかありません。

結局権利は確保出来ませんでしたが、陣営からはこのまま小倉に滞在して中1週で続戦する方針が示されました。最終週は芝2000と芝1800の番組が計4つ予定されている上に、3番組だった昨年でもフルゲートにならないレースがあったことを考えると、”芝2000牝”への出走は難しくても何処かしらに出走枠は残るものと予想します。出来ればここは、200M短縮して1800を選ぶ方が面白い様な気がします。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする